IT人材ゼロでも業務システムは内製できる — 2030年最大79万人不足時代の中小企業ノーコード戦略(Lark Base)

IT人材不足 / ノーコード内製 / 中小企業DX

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IT人材ゼロでも業務システムは内製できる — 2030年最大79万人不足時代の中小企業ノーコード戦略(Lark Base)

「システムを作りたいが、社内にIT人材がいない」「SIer に見積もりを取ったら数百万円、しかも変更のたびに追加費用」——これは今、多くの中小企業が突き当たっている壁です。経済産業省の試算では IT人材は2030年に最大約79万人不足する見通しで、採用でこの壁を越えるのは年々難しくなっています。本記事は、その現実的な打開策である ノーコード内製化 を、非エンジニアの当社が自社EC業務を 月240時間 → 24時間(90%削減)に圧縮した実体験から、Lark Base で再現できる30日ロードマップとして公開します。

所要 17 分 / 中小企業の経営者・DX推進責任者向け / 2026 年 7 月 7 日更新

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「外注すべき業務」と「ノーコードで内製できる業務」を切り分けられれば、IT人材ゼロでも業務システムは動き出します。当社は群馬・前橋で自社EC事業を Lark に集約し 月240時間 → 24時間(90%削減)を、専任エンジニアなしで実証しました。その内製プロセスを自社業務に当てはめた 「内製化ロードマップ(Lark Docs)」「業務システム設計テンプレ(Lark Base)」を、60分の無料相談でお渡しします。

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この記事でわかること

  • なぜ中小企業のIT人材不足は「採用」では解決しないのか(経済産業省の2030年試算の読み方)
  • SIer外注型とノーコード内製型の違い — コスト・スピード・変更容易性・属人化リスクの比較
  • なぜ Lark Base が中小企業のノーコード内製に向くのか(定着障壁の低さと料金の考え方)
  • 非エンジニアの当社が自社EC業務を月240時間 → 24時間に圧縮した内製プロセスの中身
  • 最初の業務システムを内製で立ち上げる30日ロードマップ(週次の具体手順)
  • 内製化で「別の属人化」を生まないための Docs/Wiki 運用と、つまずきポイントTOP5

目次

  1. 結論 — IT人材ゼロの壁は「採用」ではなく「ノーコード内製」で越える
  2. なぜ採用では解決しないのか — 2030年最大79万人不足という構造
  3. 外注型 vs ノーコード内製型 — 5つの観点で比較する
  4. なぜ Lark Base が中小企業のノーコード内製に向くのか
  5. 自社EC事例 — 非エンジニアが月240h→24hを内製で実現したプロセス
  6. 30日ロードマップ — 最初の業務システムを内製で立ち上げる順序
  7. 内製化で「別の属人化」を生まないための Docs/Wiki 運用
  8. 内製でつまずくポイントTOP5と回避策
  9. よくある質問(FAQ)
  10. まとめ — 内製は「全部自分で作る」ことではない

結論 — IT人材ゼロの壁は「採用」ではなく「ノーコード内製」で越える

結論を先に述べます。社内にIT人材がいない中小企業が業務システムを持つ最短ルートは、エンジニアを採用することでも、丸ごとSIerに外注することでもなく、現場の担当者がノーコードツールで「作りながら育てる」内製化です。理由はシンプルで、採用は競争が激化して現実的に難しく、外注は変更のたびに費用とリードタイムが発生して業務の変化に追いつけないからです。ノーコード内製なら、業務を一番わかっている現場の人間が、その場で作り、その場で直せます。

もちろん「内製=全部自分で作る」ではありません。正しくは 「基幹の会計・給与のような領域は既製SaaSや専門ベンダーに任せ、日々変化する現場の業務台帳・進捗管理・申請フローだけをノーコードで内製する」 という切り分けです。この線引きさえ間違えなければ、非エンジニアでも業務システムは回り始めます。実際、当社(アウフヘーベンジャパン株式会社)は専任エンジニアを置かずに、自社EC事業のバックオフィス業務を 月240時間 → 24時間(90%削減)まで内製で圧縮しました。

本記事では、その根拠となる公的データ(経済産業省「IT人材需給に関する調査」)を確認したうえで、外注と内製の比較 → Lark Base が向く理由 → 自社事例 → 30日ロードマップ、の順で「今日から始められる粒度」まで分解します。

読み方のポイント: いきなり大きなシステムを内製しようとすると失敗します。本記事の 30日ロードマップのとおり、「1つの業務・1つの台帳」から始め、30日で最初の1本を本番稼働させることを目標にしてください。

なぜ採用では解決しないのか — 2030年最大79万人不足という構造

結論から言うと、IT人材不足は一時的な景気変動ではなく構造的な問題であり、中小企業が採用競争でエンジニアを確保し続けるのは年々難しくなります。だからこそ「作れる人を採る」から「現場が作れる道具を持つ」へ発想を切り替える必要があります。

経済産業省が委託し、みずほ情報総研株式会社が実施した「IT人材需給に関する調査」(2019年公表)では、IT人材の不足は調査時点の約17万人から、2030年には需要の伸びが高位のシナリオで約79万人、中位のシナリオでも約45万人に拡大すると試算されています(出典: 経済産業省「IT人材需給に関する調査(概要)」2019年)。ここで重要なのは、「79万人」は複数シナリオのうち需要が最も伸びた場合の最大値である点です。数字を過大に受け取る必要はありませんが、中位でも45万人という水準は、採用市場が今後さらに売り手優位になることを示しています。

この構造は、中小企業のDXが進まない理由と直結しています。2026年版 中小企業白書によれば、AI活用に取り組んだ中小企業は約3割にとどまり、ビジネスモデルの変革まで踏み込んだ「DXの段階」に到達している企業はわずか 2.8%です。そして活用が進まない最大の理由は「活用する業務のイメージができていない」こと。つまり技術そのものより、「誰が、どの業務を、どう形にするか」が詰まっているのです。

ここに採用のジレンマがあります。DXを進めるにはIT人材が要る。しかしそのIT人材が採れない。そして今いる従業員は、DXで無くすべきはずの手作業の転記・集計・確認作業に時間を奪われ続けている——この悪循環を断つには、外部人材の確保を待つのではなく、今いる現場の担当者が、コードを書かずに業務システムを組める状態を作るのが現実解です。それがノーコード内製化です。

📊 数字で見る構造: IT人材不足 約17万人(調査時点)→ 2030年 最大約79万人(高位)/約45万人(中位)。中小企業のAI活用は約3割、DX到達は2.8%。研修を実施した企業では「想定した効果が得られた・超えた」割合が91.4%——道具の問題ではなく、使いこなす体制の問題だとわかります。

外注型 vs ノーコード内製型 — 5つの観点で比較する

結論から言うと、基幹領域は外注、日々変わる現場業務はノーコード内製が最適解です。両者は対立ではなく役割分担ですが、「変化の速い業務」を外注に出すと、コストとスピードの両面で不利になります。以下の比較表で、その理由を5つの観点から整理します。

観点 SIer外注型(受託開発) ノーコード内製型(Lark Base等)
初期費用 要件定義・設計・開発で数十万〜数百万円規模(機能次第) 既存のツール利用料内。Lark なら Starter は20名まで無料から開始可
立ち上げ期間 要件定義から数ヶ月。仕様確定までに現場と何度も往復 1つの台帳なら数日〜数週間。作りながら仕様を固められる
変更対応 項目1つ追加でも都度見積・追加費用・リードタイム 現場担当者がその場でフィールド追加・修正できる
保守・運用費 月額保守契約が別途発生することが多い ツールのプラン利用料のみ。追加の保守費は不要
業務知識の反映 現場→ベンダーへの伝達コストが大きく、認識ズレが起きやすい 業務を一番わかる現場が直接作るため、認識ズレが起きにくい

ただしノーコード内製にも弱点があります。作った本人しか触れない「新たな属人化」と、ベンダーロックインならぬ「担当者ロックイン」です。これは後述の Docs/Wiki 運用で防ぎます。また、会計・給与計算・在庫の基幹管理のように法対応や高い正確性が求められる領域は、無理に内製せず既製SaaSや専門ベンダーに任せる——この線引きが内製成功の分かれ目です。会計まわりは freee/マネーフォワードと Lark を連携させる方法で「既製SaaS+Lark」の形に寄せるのが定石です。

要するに、「変化が速く、現場が主体で回す業務」ほど内製が有利で、「変化が遅く、正確性・法対応が重い業務」ほど外注・既製品が有利という切り分けです。多くの中小企業が抱える案件管理・進捗管理・申請フロー・顧客台帳・シフト管理は、前者に該当します。

なぜ Lark Base が中小企業のノーコード内製に向くのか

結論から言うと、ノーコードで作れる「業務データベース」を持ちながら、チャット・承認・カレンダー・ドキュメントと同じアプリの中にある——この一体感が、中小企業の内製の「定着障壁」を大きく下げるからです。

ノーコードで業務システムを作れるツールは Lark Base のほかにも kintoneNotion があり、それぞれ良さがあります。そのなかで Lark Base が中小企業に向く理由は主に3つです。

理由①:定着障壁が低い。 内製の最大の失敗は「作ったけど誰も使わない」です。Lark Base は、社内のチャット・ビデオ会議・承認・カレンダー・Docs と同じアプリの中にあるため、従業員が「別のシステムにログインする」心理的ハードルがありません。通知もそのまま Lark のチャットに届きます。ツールが分散していないことが、そのまま定着率に効きます。この点は Lark Base が中小企業の業務効率を変える3つの理由でも詳しく解説しています。

理由②:料金がシンプルで、内製の初期投資がほぼゼロ。 Lark の料金体系は下表のとおりです(税抜・年払い、2026年7月時点、出典: Lark 公式料金ページ)。20名までは Starter プランで無料のため、小さく試すコストが実質ゼロで済みます。

プラン 料金(1人/月) 利用人数 Base 1テーブルの行数上限
Starter 0円(無料) 20名まで 2,000行
Pro 1,420円 500名まで 20,000行
Enterprise 1,820円 無制限 50,000行

たとえば30名の会社なら、無料枠(20名)を超えるため Pro プランが必要で、1,420円 × 30名 = 月額42,600円(税抜・年払い)が目安です。SIerに1つ業務システムを外注する初期費用と比べれば、内製の投資回収は圧倒的に早くなります。行数上限がボトルネックになるのは、1テーブルに数万件のレコードを溜める場合だけで、多くの中小企業の業務台帳は Pro の2万行で十分に足ります。

理由③:作った後の自動化・承認まで内製で完結できる。 Lark Base は、レコードの作成・更新をトリガーにチャット通知や条件分岐を動かす自動化ワークフローを標準搭載しています。「案件が受注ステータスになったら担当者に通知」「申請が承認されたら台帳を更新」といった処理を、コードなしで組めます。承認フローの作り方は Lark Base × Workflow で承認フローを自動化する実装ガイドを参照してください。

「うちの業務は内製できるのか」を60分で見極める

内製に向く業務(変化が速く現場主体)と、外注・既製品に任せるべき業務(正確性・法対応が重い)の切り分けは、最初の30分で8割が決まります。当社は非エンジニアで自社EC業務を 月240h→24h に内製で圧縮した実体験から、御社の業務を棚卸しして「内製する/しない」の線引きマップを無料でお渡しします。

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自社EC事例 — 非エンジニアが月240h→24hを内製で実現したプロセス

結論から言うと、当社が業務時間を 月240時間 → 24時間(90%削減)に圧縮できたのは、特別なエンジニアがいたからではなく、「転記が発生している業務」を1つずつ台帳に集約し、通知と自動化で人手を減らしたからです。専任のIT担当は置いていません。

当社は群馬・前橋を拠点に自社EC事業を運営しています。以前のバックオフィス業務は、受注管理をスプレッドシート、在庫を別ファイル、問い合わせ対応をメールとチャット、発送指示を手作業のコピペ——という「ツール分散+手作業の転記」の典型でした。ここに毎月240時間が溶けていました。

内製で取り組んだのは、次の順序です。

  1. 受注台帳を Lark Base に一本化。 複数ファイルに散っていた受注情報を1つの Base テーブルに集約。ステータス(受注/出荷準備/発送済/完了)をフィールド化し、目視の突き合わせをなくしました。
  2. ステータス変化を自動通知に。 「出荷準備」になったら担当チャットに自動でカード通知。「毎朝ファイルを開いて確認する」作業そのものを消しました。
  3. 問い合わせ対応を同じ Lark 内に集約。 顧客対応の履歴を Base に紐づけ、チャットから台帳を参照できる状態に。担当者間の引き継ぎコストが激減しました。
  4. 定型のレポート集計を Base のダッシュボードに。 手作業の月次集計をやめ、Base 上で自動集計。数字を作る時間がゼロになりました。

ポイントは、最初から完璧な設計を目指さなかったことです。まず受注台帳という「1つの業務」だけを内製し、回りながらフィールドと自動化を足していきました。この「作りながら育てる」進め方こそ、外注では真似できない内製の強みです。脱スプレッドシートの具体的な置き換え手順は Lark Base 脱Excel 30日チャレンジに、EC事業での削減の全体像は 中小EC事業者の Lark 活用(240h→24h の現実)にまとめています。

30日ロードマップ — 最初の業務システムを内製で立ち上げる順序

結論から言うと、内製は「30日で1つの業務システムを本番稼働させる」を最初のゴールに置くと成功します。以下は、IT人材ゼロの中小企業がつまずかずに進むための週次ロードマップです。

やること ゴール
第1週
業務の棚卸し
「転記・集計・確認」が発生している業務を書き出し、内製する1業務を1つだけ選ぶ。既存のExcel/紙のフォーマットを写真に撮っておく 対象業務を1つに絞れている
第2週
台帳を作る
選んだ業務を Lark Base のテーブルにする。フィールドは現在使っている項目だけ。凝った設計はしない。まず1週間、実データを手で入れて回す 台帳に実データが入り始めている
第3週
通知・自動化
ステータス変化やレコード追加をトリガーに、担当者へチャット通知する自動化を1本だけ組む。承認が要る業務なら承認フローを追加 「確認しに行く作業」が消えている
第4週
定着とマニュアル化
運用ルールを Lark Docs に1ページで残し、Wiki に置く。旧Excel/紙を正式に廃止。使い方を全員に共有し、本番運用に切り替える 1つの業務システムが本番稼働

この30日を1サイクル回せば、2つ目・3つ目の業務は同じ型で速く作れるようになります。全社的にDXを軌道に乗せる順序は 中小企業のDXを90日で軌道に乗せる実践ロードマップで、より大きな時間軸を解説しています。まずは本記事の30日で「内製で1本作れた」という成功体験を作ることが何より重要です。

内製化で「別の属人化」を生まないための Docs/Wiki 運用

結論から言うと、内製の最大のリスクは「作った本人しか触れない台帳」を量産してしまうことです。これを防ぐ鍵は、作った本人が異動・退職しても回るように、設計意図と運用ルールを Lark Docs/Wiki に文章で残すことです。

SIer外注のベンダーロックインを嫌って内製したのに、今度は「Aさんしかこの Base を直せない」という担当者ロックインに陥る——これは内製あるあるの失敗です。ノーコードは「誰でも触れる」のが利点なのに、ドキュメントが無いと結局属人化します。

対策はシンプルで、業務システムを1つ作るごとに、次の3点を Lark Docs に1ページで残します。

  • この台帳は何のために作ったか(対象業務・想定利用者)
  • 各フィールド・ステータスの意味と入力ルール(「この列は何を入れるか」)
  • 自動化・承認フローの動き(何をトリガーに、誰に、何が通知されるか)

これを Lark Wiki に集約しておけば、担当者が代わっても、新しい人が読んで引き継げます。ノウハウを組織の資産に変える運用は Lark Wiki で社内ナレッジを蓄積する 30日プランで詳しく解説しています。「作る」と「残す」をセットにする——これが内製を一過性で終わらせないための鉄則です。

内製でつまずくポイントTOP5と回避策

結論から言うと、内製の失敗はツールのせいではなく、ほぼ「進め方」で決まります。中小企業が実際につまずきやすい5点と回避策を挙げます。

  1. 最初から大きく作ろうとする。 → 全社システムを一気に内製しようとすると挫折します。「1業務・1台帳」から始め、30日で1本を回すこと。
  2. 凝った設計にこだわる。 → 完璧なデータベース設計を目指すと着手できません。今使っている項目だけで作り、運用しながら足すのが正解です。
  3. 基幹業務まで内製しようとする。 → 会計・給与・在庫の基幹管理は既製SaaSや専門ベンダーに任せ、変化の速い現場業務だけ内製する線引きを守ること。
  4. ドキュメントを残さず属人化する。 → 前章のとおり、作るたびに設計意図と運用ルールを Docs/Wiki に残すこと。
  5. 作って終わりで定着させない。 → 旧Excel/紙を正式に廃止し、通知を現場のチャットに流し込むところまでやって初めて定着します。

これらは、Lark に限らずノーコード内製全般に共通する落とし穴です。Lark 導入そのものでよくある失敗は Lark 導入失敗パターン3つにまとめているので、あわせて確認しておくと安全です。逆に言えば、この5点さえ避ければ、IT人材ゼロでも内製は十分に回せます。

よくある質問(FAQ)

Q. 本当にプログラミングの知識がなくても内製できますか?

はい。Lark Base はスプレッドシートに近い操作感で、フィールド追加や自動化の設定に画面操作で対応できます。当社も専任エンジニアを置かず、非エンジニアの担当者が自社EC業務を月240時間→24時間まで内製で圧縮しました。ただし「変化の速い現場業務」に限る前提で、会計・給与などの基幹領域は既製SaaSに任せるのが安全です。

Q. 30名規模だと Lark の費用はいくらになりますか?

30名は Starter の無料枠(20名まで)を超えるため Pro プランが必要で、1,420円 × 30名 = 月額42,600円(税抜・年払い、2026年7月時点)が目安です。SIerに業務システムを1つ外注する初期費用・保守費と比べれば、内製の投資回収は早くなります。20名以下なら Starter の無料枠で内製を始められます。

Q. すべての業務を内製に切り替えるべきですか?

いいえ。会計・給与計算・在庫の基幹管理のように、正確性や法対応が重く、変化の遅い領域は無理に内製せず既製SaaSや専門ベンダーに任せるべきです。内製が有利なのは、案件管理・進捗管理・申請フロー・顧客台帳・シフト管理など、現場が主体で日々変化する業務です。この線引きが内製成功の分かれ目になります。

Q. 内製した業務システムが「作った人しか触れない」状態になりませんか?

残念ながら、ドキュメントを残さないとその通りになります。対策は、業務システムを1つ作るごとに「作った目的・各フィールドの意味・自動化の動き」を Lark Docs に1ページで残し、Wiki に集約することです。これで担当者が代わっても引き継げます。「作る」と「残す」をセットにするのが、担当者ロックインを防ぐ鉄則です。

Q. Lark Base と kintone・Notion のどれで内製すべきですか?

いずれもノーコードで業務システムを内製できます。Lark Base の強みは、チャット・承認・カレンダー・Docs と同じアプリ内にあり、従業員が別システムにログインする心理的障壁が低く定着しやすい点、そして20名まで無料で始められる点です。ツール選定の詳細は「Lark vs kintone」「Notion vs Lark Base」の比較記事を参照してください。

まとめ — 内製は「全部自分で作る」ことではない

IT人材が2030年に最大約79万人不足するこの時代、中小企業が業務システムを持つ現実解は、採用でも丸ごと外注でもなく、「変化の速い現場業務だけをノーコードで内製する」という切り分けです。基幹は既製SaaSに任せ、日々変わる台帳・進捗・申請フローだけを Lark Base で内製すれば、IT人材ゼロでも業務システムは動き出します。

当社は非エンジニアで、自社EC業務を 月240時間 → 24時間(90%削減)まで内製で圧縮しました。特別な才能ではなく、「1業務・1台帳から始め、通知と自動化で人手を減らし、Docs/Wiki に残して属人化を防ぐ」という順序を守っただけです。まずは本記事の 30日ロードマップで、最初の1本を本番稼働させてみてください。

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御社の業務を棚卸しして、「内製する業務」と「外注・既製品に任せる業務」の線引きマップ、そして最初の30日で作る1本の設計テンプレ(Lark Base)を、60分の無料相談でお渡しします。IT人材ゼロでも、今日から内製は始められます。

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Lark は ByteDance Ltd. の登録商標です。当社は Lark の導入を支援する独立した第三者コンサルティング事業者であり、ByteDance 社の公式機関ではありません。kintone はサイボウズ株式会社、Notion は Notion Labs, Inc. の各商標です。本記事中の Lark の料金/機能に関する情報は、2026年7月7日時点で各社が公開している公式情報に基づいています。料金・仕様は変更される場合があるため、最新情報は各公式ページでご確認ください。IT人材需給および中小企業のデジタル化に関する数値は、経済産業省・中小企業庁の公開資料に基づく参考値です。

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