Lark 勤怠管理 完全ガイド2026 — GPS/Wi-Fi打刻・シフト・残業集計で「Excel勤怠」を卒業する中小企業の実装手順

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Lark 勤怠管理 完全ガイド2026 — GPS/Wi-Fi打刻・シフト・残業集計で「Excel勤怠」を卒業する中小企業の実装手順

毎月のExcel勤怠の集計と転記で丸2日つぶれている」「タイムカードの打刻を手入力していて残業時間の計算が合わない」「勤怠のためだけに専用システムを契約するほどの予算はない」————この悩みに、Lark公式ヘルプの一次情報だけで答えます。実は Lark には「勤怠管理」アプリが標準で内蔵されており、GPS打刻・Wi-Fi打刻・シフト管理・残業集計までを追加料金なしで使えます(Lark公式は勤怠管理を無料で提供)。しかも20名以下なら無料の Starter プランで丸ごと始められる——つまり「チャットも会議もドキュメントも勤怠も1つのアプリで」という状態を、専用勤怠SaaSを別契約せずに実現できるのです。本記事は、Larkの勤怠管理でできること・打刻方法の選び方・シフトと残業の設定・36協定(時間外労働の上限)を意識した労働時間管理・給与計算への連携までを、画面の考え方ベースで整理します。群馬・前橋で自社EC事業を Lark に集約し月240時間→24時間を実証した当社の実装知見も併記します。

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勤怠の難所は「打刻できるか」ではなく、直行直帰・シフト・複数拠点・みなし残業など、自社の勤務ルールを正しくシステムに落とせるかです。当社は群馬・前橋で自社EC事業を Lark に集約し 月 240 時間 → 24 時間(90% 削減)を実証した実体験から、御社の勤務形態を棚卸しし、「Lark勤怠グループ設計(自社版)」を60分の無料相談でお渡しします。Lark ありきではなく、専用勤怠SaaSが向く場合はそう正直にお伝えします。

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目次

この記事でわかること

  • Lark に標準内蔵された勤怠管理アプリでできること(打刻・シフト・休暇・残業・自動集計)の全体像
  • GPS打刻・Wi-Fi打刻(MACアドレス/公開IP)など打刻方法の種類と、自社の働き方での選び分け
  • 固定シフト制・シフト制・フレックスシフト制の3種類と、勤怠管理グループの設定手順(5ステップ)
  • 残業ルールの設定と、36協定(時間外労働の上限)を意識した労働時間の見える化の考え方
  • 勤怠データ→給与計算への連携と、専用勤怠SaaS(KING OF TIME/ジョブカン)との料金・機能の違い(公式価格で比較)

目次

  1. 結論 — Lark勤怠管理でできること早見表
  2. なぜ今「Excel勤怠・手集計」を卒業すべきか(36協定という現実)
  3. Lark勤怠管理の全体像 — 打刻・シフト・休暇・残業を1本に
  4. 打刻方法を選ぶ — GPS打刻 / Wi-Fi打刻 / その他
  5. シフト管理 — 固定 / シフト制 / フレックスの3種
  6. 残業・休暇管理 — 残業ルールと36協定の労働時間管理
  7. 勤怠データ→給与計算 — Lark Baseと給与ソフト連携
  8. 専用勤怠SaaSとの違い — KING OF TIME / ジョブカン比較
  9. 料金 — 無料Starterで始める(30名で試算)
  10. 導入5ステップ(実装手順)
  11. よくある質問(FAQ)
  12. まとめ — 勤怠は「専用システム」でなくてもいい

結論 — Lark勤怠管理でできること早見表

結論を先に述べます。Lark の勤怠管理は「打刻・シフト・休暇・残業の申請承認・勤務データの自動集計」を1つのアプリで完結でき、しかも Lark公式が無料で提供している標準ツールです(管理者|はじめての Lark 勤怠管理、2026年8月27日確認)。チャット・会議・ドキュメントと同じアプリの中に勤怠があるため、「勤怠のためだけに別システムへログインする」必要がありません。まず全体像を1枚の表にまとめます。

領域 Lark勤怠管理でできること
打刻 スマホ/PCで出退勤打刻。GPS打刻・Wi-Fi打刻(MAC/公開IP)・撮影打刻・外勤打刻など、職種や勤務地ごとに打刻ルールを設定
シフト 固定シフト制・シフト制(交代勤務)・フレックスシフト制の3種。Excelシフトのインポートやメンバーへの一括シフト割当も可能
休暇 年次休暇・病気休暇・振替休日などをテンプレから設定。付与ルール/使用ルールを管理し、休暇残日数は自動計算
残業 残業ルールをテンプレ(承認要/不要など3種)から設定。残業時間を残業代や代休へ換算・集計
集計 出勤・欠勤日数、遅刻・早退、残業時間などを自動集計。勤怠レポートをワンクリックでエクスポート、リアルタイム統計
料金 無料の Starter プラン(20名まで)でも利用可能。21名以上は Pro プラン(1人月額1,420円・税抜・年払い)に内包

出典: Lark公式ヘルプ「管理者|はじめての Lark 勤怠管理」Lark公式「料金プランの紹介」(2026年8月27日確認)。料金・仕様は改定される場合があるため最新は公式ページをご確認ください。

ポイントは「勤怠だけを見れば専用勤怠SaaSのほうが安く、機能も成熟している」という事実を正直に押さえた上で、「コミュニケーション基盤ごと1本化したい会社にとっては、勤怠が追加料金ゼロで付いてくるLarkが強い」という点にあります。後半の比較表でこの住み分けをはっきりさせます。まずは「なぜ手集計をやめるべきか」から見ていきましょう。

なぜ今「Excel勤怠・手集計」を卒業すべきか(36協定という現実)

結論として、Excel勤怠や紙タイムカードの手集計は「時間がかかる」だけでなく、労働時間を正確に把握できず法令リスクを抱える点が本質的な問題です。中小企業でこそ、勤怠のデジタル化は「効率化」であると同時に「守り」の投資になります。

労働基準法では、時間外労働(残業)に上限が定められています。原則は月45時間・年360時間、特別条項を結んでも年720時間以内、単月100時間未満、複数月平均80時間以内——これがいわゆる36(サブロク)協定の上限規制で、中小企業にも2020年4月から適用済みです(厚生労働省「時間外労働の上限規制 わかりやすい解説」)。上限を超えれば罰則の対象になり得ますが、Excelで月末にまとめて集計している状態では、月の途中で「この社員はもう上限に近い」と気づくことができません。気づいたときには超過している——これが手集計の最大のリスクです。

さらに、日本全体で見ても中小企業のデジタル化はまだ道半ばです。中小企業白書や各種調査では、バックオフィス業務(勤怠・給与・経費など)の非効率が生産性を押し下げる要因として繰り返し指摘されています。勤怠のように毎月必ず発生し、全社員に関わり、計算ミスが給与トラブルに直結する業務ほど、自動集計の効果は大きくなります。当社の自社EC事業でも、受注・在庫・スタッフ連絡と並んで「勤怠と集計の手作業」が工数を圧迫していました。これらを Lark に集約した結果、集計・転記だけで溶けていた月240時間を月24時間(90%削減)まで圧縮できています。

💡 中間まとめ: 勤怠のデジタル化は「集計時間の削減」と「労働時間の見える化による法令リスク低減」の二重の効果を持ちます。とくに36協定の上限管理は、月末集計では手遅れになりがち。リアルタイムで残業時間が見える状態にすることが、中小企業の勤怠改革の核心です。自社の勤怠課題の棚卸し(無料相談)はこちら →

Lark勤怠管理の全体像 — 打刻・シフト・休暇・残業を1本に

結論として、Lark勤怠管理は「勤怠管理グループ」を単位に、グループごとにシフト・打刻方法・残業ルールを設定する仕組みです。従業員が多い、あるいは店舗が複数あるような複雑な勤怠管理ほど効果を発揮します。

Lark公式の説明によれば、勤怠管理は主に次の4領域で構成されます(管理者|はじめての Lark 勤怠管理)。

  • 出退勤(打刻)管理 — 管理者が職種や勤務地ごとに異なる打刻ルールを設定。メンバーはルールに従って打刻し、打刻時間・勤務時間・勤怠状態が自動集計されます。
  • シフト管理 — 固定時間またはフレックスのシフトを作成し、シフトや勤務パターンごとにメンバーを一括割当。既存の Excel シフト表もインポート可能です。
  • 残業管理 — 残業ルールを設定し、ルールに基づき残業代や代休に換算される残業時間を集計します。
  • 休暇管理 — 年次休暇・病気休暇・振替休日など休暇タイプごとの付与・使用ルールを管理。メンバーが申請すると休暇残日数が自動計算されます。

管理権限も4段階(スーパー管理者/勤怠管理アプリの管理者/勤怠管理者/担当者)に分かれており、「店長は自店舗のシフトだけ組める」「本社は全社の勤怠を見られる」といった権限範囲の設定が可能です。これは複数拠点を持つ中小企業にとって実用的な作りです。勤怠管理コンソールへは、Lark アプリの「ワークプレイス」から「勤怠管理」を開くか、管理コンソールから検索してアクセスします。

打刻方法を選ぶ — GPS打刻 / Wi-Fi打刻 / その他

結論として、Lark の打刻方法は大きく「GPS打刻」と「Wi-Fi打刻」の2系統で、自社の働き方(オフィス勤務か・外勤か・複数拠点か)に合わせて選ぶのが基本です。

打刻方法 仕組み 向いているケース
GPS打刻 スマホ/タブレットのGPSで、打刻と同時に位置情報を送信。勤務地を登録しておく 外勤・直行直帰・現場や店舗が複数ある場合
Wi-Fi打刻(MACアドレス) 社内Wi-Fiルーターの MACアドレスと接続先を照合して打刻 オフィス内の特定エリアでのみ打刻させたい場合
Wi-Fi打刻(公開IP) 社内ネットワークの公開IPアドレスに基づいて打刻 拠点のネットワークに接続したときだけ打刻させたい場合
その他 撮影打刻(打刻時に写真)、外勤打刻、休暇・休日・出張打刻、PC打刻、クイック打刻(条件到達で自動) なりすまし防止・在宅/外勤の混在・打刻忘れ対策

出典: Lark公式「Lark 勤怠管理の打刻方法の紹介」「クイック打刻を使用する」(2026年8月27日確認)。GPS打刻には打刻位置として設定可能な勤務地、Wi-Fi打刻には社内無線LANが必要です。

実務では、「オフィス勤務者は Wi-Fi打刻、外回りの営業や現場スタッフは GPS打刻」と勤怠管理グループを分けて設定するのが定石です。なりすまし打刻が心配な業種では撮影打刻を併用し、打刻忘れが多い現場ではクイック打刻(勤務地に到着したりWi-Fiに接続すると自動で打刻)を有効にする、といった調整ができます。飲食・小売・製造など現場スタッフが多い会社の勤怠設計は、Larkで現場(フロントライン)DXを進めるガイドも参考になります。

シフト管理 — 固定 / シフト制 / フレックスの3種

結論として、Lark のシフトは「固定シフト制・シフト制・フレックスシフト制」の3種類から、勤務形態に合わせて選ぶだけで組めます。Excelシフトのインポートや一括シフト割当にも対応しているため、既存のシフト運用からの移行がしやすい設計です。

シフト種別 説明 典型的な業種
固定シフト制 全員が一律に同じ時間・同じ曜日に働く(打刻する) 一般的なオフィス勤務・事務
シフト制(交代勤務) 時間ごとに交代して働く。早番・遅番などを組む 飲食・小売・介護・医療・製造
フレックスシフト制 決まった勤務日・労働時間がなく、所定の時間帯で柔軟に出退勤 エンジニア・クリエイティブ・裁量労働

出典: 管理者|はじめての Lark 勤怠管理「シフト制勤務を Lark で実現する方法」(2026年8月27日確認)。

シフト管理の担当者権限も柔軟です。勤怠管理グループにはメイン担当者とサブ担当者を設定でき、サブ担当者は「グループ設定は変更できないが、シフトのスケジュール作成や勤務データの確認・エクスポートはできる」といった具合に権限を絞れます。店長がシフトを組み、本社が集計を吸い上げるという多店舗運営の分業がそのまま再現できるわけです。手作業のシフト表・勤怠集計に毎月多くの時間を割いている会社ほど、この自動化の効果は大きくなります。

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残業・休暇管理 — 残業ルールと36協定の労働時間管理

結論として、Lark は残業ルールをテンプレートから設定でき、残業時間を残業代や代休へ換算して自動集計します。この「残業時間がリアルタイムで積み上がって見える」状態こそが、36協定の上限管理で効いてきます。

残業管理では、あらかじめ用意された3種類のテンプレートから選んで使えます(Lark公式)。

  • テンプレート1:残業は承認が必要で、残業時は承認書を基準とする
  • テンプレート2:残業は承認が必要。承認プロセス進行中は、残業時間は打刻に基づく
  • テンプレート3:残業に承認は不要。残業時間は打刻カードに基づいて記録

自社の運用に合わせて残業ルールを新規作成することもできます。重要なのは、残業状況を管理コンソールで確認・エクスポートできる点です。前述のとおり36協定の上限(月45時間・年720時間など)は月末にまとめて集計していては超過に気づけません。Lark勤怠なら、残業時間が日々自動で積み上がるため、「今月この社員はすでに何時間残業しているか」を月の途中で把握できます。さらに一歩進めたい会社は、勤怠データを Lark Base に連携し、「残業が月40時間を超えたら本人と上長に通知する」といったアラートをノーコードの自動化(オートメーション)で組むことも可能です(Lark Base の自動化については Lark Base が中小企業の業務効率を変える3つの理由)。

休暇管理も同じ思想です。年次休暇・病気休暇・振替休日などをテンプレートから設定し、付与ルール(付与期間・日数)と使用ルール(証明書の要否・1回に申請できる時間など)を決めておけば、メンバーの申請に応じて休暇残日数が自動計算されます。年次有給休暇の年5日取得義務など、労務管理で漏らせない項目の管理台帳としても機能します。年末調整や労務の電子化と合わせて整えたい場合は、年末調整を Lark で電子化するガイドも参考にしてください。

勤怠データ→給与計算 — Lark Baseと給与ソフト連携

結論として、Lark勤怠アプリ自体は「勤怠の集計とレポート出力」までを担い、給与計算は(1)勤怠レポートを給与ソフトへ渡す (2)Lark Base で給与計算の仕組みを作る、の2通りで実現するのが実務的です。

Lark勤怠管理は勤怠レポートをワンクリックでエクスポートできるため、その集計データを既存の給与計算ソフト(freee人事労務・マネーフォワード・弥生給与など)に取り込むのが最もシンプルな連携です。一方で、Lark公式はLark Base を使ったシフト作成〜給与計算の自動化も提示しています(Lark公式「シフト・勤怠・給与管理」LP)。同LPによれば、Lark Base では基本給・残業代・夜勤手当などを数式で自動計算し、ダブルチェックで異常値や矛盾データを検出、給与明細をPDF化して自動でメール配信する、といったところまで作り込めます。既存システムとのAPI連携でデータを一元化することも可能です。

ここは正直に整理しておきます。「勤怠の締め〜給与計算〜給与明細」までをフルに自動化したいなら、専門の給与計算ソフトのほうが税・社会保険の計算ロジックが成熟しています。Lark Base での給与計算は、給与体系がシンプルな会社や、既存の計算ロジックを自社で持っている会社に向きます。「勤怠集計まではLark、給与計算は専用ソフト」というハイブリッドが、多くの中小企業にとって現実的な落としどころです。Excelからの脱却の第一歩としては、まず勤怠集計をLarkで自動化するだけでも大きな時短になります(Lark BaseへExcel業務を30日で移行する手順)。

専用勤怠SaaSとの違い — KING OF TIME / ジョブカン比較

結論として、「勤怠だけ」なら専用勤怠SaaSのほうが安く機能も成熟しており、「コミュニケーション基盤ごと1本化したい」ならLarkが有利——というのが両者の本質的な住み分けです。ここは公式価格で正直に比較します。

項目 Lark 勤怠管理 KING OF TIME ジョブカン勤怠管理
位置づけ 統合グループウェアに内蔵 勤怠管理の専用SaaS 勤怠管理の専用SaaS
料金(1人/月) 無料(Starter・20名まで)〜。21名以上はPro 1,420円に内包 300円(初期0円・全機能込み) 無料〜200〜500円(機能数で変動・税抜)
GPS/Wi-Fi打刻 ◯(GPS/Wi-Fi両対応) ◯(GPS)
給与計算 Lark Baseで構築 or 給与ソフト連携 給与計算機能を内包(300円に込み) ジョブカン給与計算(別サービス)と連携
チャット/会議/DB ◯(同一アプリに統合) ×(勤怠特化) ×(勤怠特化)

出典: Lark公式料金プランKING OF TIME ご利用料金(初期0円・月額1人300円ワンプライス)、ジョブカン勤怠管理 プラン・料金(無料プラン/有料200〜500円・税抜、月額最低2,000円)。いずれも2026年8月27日確認。

数字を素直に読めば、勤怠管理だけが目的なら KING OF TIME(1人300円で給与計算まで込み)やジョブカン(機能を選んで安く)は非常に競争力があります。勤怠に特化して長年磨かれてきた分、細かな就業規則への対応力も高い。ここを Lark が価格で上回るわけではありません。Lark の価値は「勤怠が単体で安い」ことではなく、「チャット・会議・ドキュメント・業務DB・AIを1本化した基盤の“中に”勤怠が無料で含まれる」ことにあります。すでに複数のSaaS(チャットはA社・会議はB社・勤怠はC社…)に月額を払っている会社なら、Larkへの統合でツールの本数と月額の合計を減らしつつ、勤怠も一緒に巻き取れる。この総額と一元管理の観点で選ぶのが、Lark勤怠の正しい使いどころです。Larkと他ツールの比較は Lark vs Microsoft TeamsLark vs kintone も併せてご覧ください。

料金 — 無料Starterで始める(30名で試算)

結論として、20名以下なら Lark勤怠は完全無料で始められ、30名規模でも勤怠のために追加費用は発生しません(Pro プランに内包)。ここが専用勤怠SaaSと決定的に違う点です。

プラン 人数上限 料金(1人/月) 勤怠管理
Starter(無料) 20人 0円 利用可(標準内蔵)
Pro(有料) 500人 1,420円(税抜・年払い) 内包(追加料金なし)
Enterprise(有料) 無制限 要問い合わせ(個別見積) 内包(追加料金なし)

出典: Lark公式「料金プランの紹介」(最終更新2026-07-09)、Lark料金ページ(2026年8月27日確認)。Starterは共通ストレージ100GB・Base自動化1,000回/月、Proは15TB・5万回/月。Enterprise価格は公式上は要問い合わせのため断定を避けています。

30名規模で考えると、Lark Pro は 1,420円×30名×12か月 = 年約51万円。ただしこれは勤怠だけでなく、チャット・ビデオ会議(最大500名)・メール・共同編集ドキュメント・Lark Base・AIまで全部込みの金額です。一方、勤怠だけを KING OF TIME で揃えれば 300円×30名×12か月 = 年約10.8万円と、勤怠単体では圧倒的に安い。この差をどう見るかが判断の分かれ目です。「すでにチャットや会議に別途SaaS費用を払っている」なら、それらをLarkに統合して総額を下げつつ勤怠も無料で取り込む——という計算になり、逆に「勤怠さえデジタル化できればよく、他は現状維持」なら専用SaaSが合理的、ということになります。まずは20名以下のチームや一部門で、無料のStarterで勤怠を試すのがリスクゼロの第一歩です。

導入5ステップ(実装手順)

結論として、Lark勤怠の立ち上げは「グループ作成→シフト→打刻方法→残業/休暇ルール→運用」の5ステップで進めます。Lark公式の「管理者が勤怠管理を始めるための5つのステップ」に沿った実務手順です。

  1. 勤怠管理グループを作成する — 管理コンソールの「出退勤設定 > 勤怠管理グループ設定」で、グループ名・担当者・対象メンバーを設定。拠点や職種でグループを分けるのがコツ。
  2. シフトを設定する — 固定/シフト制/フレックスから選択。既存のExcelシフト表があればインポート。
  3. 打刻方法を設定する — GPS打刻(勤務地の登録が必要)かWi-Fi打刻(社内無線LANが必要)を選び、必要に応じて撮影打刻・外勤打刻・クイック打刻を追加。
  4. 休暇・残業ルールを設定する — 休暇はテンプレ(年次・病気・振替休日など)を編集して利用。残業は3テンプレから選び、自社運用に合わせて調整。
  5. 運用開始と改善 — メンバーに打刻方法を周知し、最初の1か月はデータを見ながらルールを微調整。残業アラートが必要ならLark Baseと連携。

ここで重要なのは、最初から全社・全機能を完璧に設定しようとしないことです。まず1部門・1グループで固定シフト+シンプルな打刻から始め、回り出したら他部門・複雑なシフトへ広げる。中小企業のDXが「導入したのに使われない」で失敗する最大の原因は、最初から作り込みすぎて現場が付いてこられないことにあります(中小企業DXの失敗を防ぐ5ステップ)。勤怠は毎日全員が触れるからこそ、小さく始めて確実に定着させるのが成功の鉄則です。Lark導入の全体像は Lark DX 完全ロードマップ2026、当社の支援内容は Lark導入支援サービスにまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q1. Lark の勤怠管理は無料で使えますか?

A. はい。勤怠管理は Lark 公式が提供する標準アプリで、無料の Starter プラン(20名まで)でも利用できます。打刻・シフト・休暇・残業の集計まで追加料金なしで使えます。21名以上になると Pro プラン(1人月額1,420円・税抜・年払い)が必要ですが、勤怠管理はそのプランに内包され、勤怠のための追加費用は発生しません(Lark公式料金プラン、2026年8月27日確認)。

Q2. Lark でGPS打刻やWi-Fi打刻はできますか?

A. できます。Lark勤怠はGPS打刻(位置情報を送信)とWi-Fi打刻(MACアドレスまたは公開IPに基づく)に対応し、さらに撮影打刻・外勤打刻・PC打刻・クイック打刻(条件到達で自動)も設定できます。外勤者はGPS、オフィス勤務者はWi-Fiと、勤怠管理グループごとに打刻方法を分けられます(Lark公式・打刻方法の紹介)。

Q3. シフト勤務や交代勤務にも対応していますか?

A. 対応しています。固定シフト制・シフト制(交代勤務)・フレックスシフト制の3種類から選べ、既存のExcelシフト表のインポートやメンバーへの一括シフト割当も可能です。飲食・小売・介護・製造など交代勤務の多い業種でも運用できます(Lark公式・はじめての勤怠管理)。

Q4. 残業時間や36協定の上限管理はできますか?

A. Lark勤怠は残業ルールをテンプレから設定でき、残業時間を残業代や代休へ換算して自動集計します。集計データは管理コンソールで確認・エクスポートできるため、月の途中でも各社員の残業状況を把握できます。さらにLark Baseと連携すれば「残業が一定時間を超えたら通知」といったアラートも組めます。36協定の上限(原則月45時間・年360時間、特別条項でも年720時間など)は厚生労働省の解説をご確認ください。

Q5. 専用の勤怠SaaS(KING OF TIMEなど)とどちらがいいですか?

A. 勤怠だけが目的なら、KING OF TIME(1人月額300円で給与計算まで込み)やジョブカン勤怠管理(無料〜200〜500円)といった専用SaaSのほうが安く、就業規則への対応も成熟しています。Larkが向くのは「チャット・会議・ドキュメント・業務DBもまとめて1本化したい会社」で、その場合は勤怠が追加料金なしで付いてきます。当社の無料相談(60分)では、御社の勤務形態を棚卸しし、Larkと専用SaaSのどちらが合うかを中立に診断します。こちらからお申し込みいただけます

まとめ — 勤怠は「専用システム」でなくてもいい

Lark には勤怠管理アプリが標準で内蔵され、GPS/Wi-Fi打刻・3種のシフト・休暇・残業集計を、20名以下なら無料で使えます。勤怠単体の安さでは専用勤怠SaaSに軍配が上がりますが、チャット・会議・ドキュメント・業務DB・AIを1本化した基盤の中に勤怠が無料で含まれるという点で、Larkは「SaaSの本数と月額を減らしながら勤怠もデジタル化したい」中小企業に最適です。まずは一部門・無料Starterで、固定シフト+シンプルな打刻から小さく始めるのが失敗しない第一歩。当社は群馬・前橋で自社EC の業務を Lark に統合し月240時間→24時間を実証した実装知見から、御社の勤務形態に合う勤怠設計を中立にご提案します。

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関連: Lark Base 3つの理由 / Lark vs kintone / 現場DXガイド / DX完全ロードマップ2026


本サイトは アウフヘーベンジャパン株式会社 が運営しています。Lark は ByteDance Ltd. の登録商標です。当社は Lark の導入を支援する独立した第三者コンサルティング事業者であり、ByteDance 社の公式機関ではありません。KING OF TIME は株式会社ヒューマンテクノロジーズ、ジョブカンは株式会社DONUTS の商標または登録商標です。本記事の料金・仕様は2026年8月27日時点の各社公式情報に基づく参考値であり、最新の正確な情報は各社公式ページをご確認ください。労働時間・36協定に関する法令の詳細は厚生労働省の公表情報をご確認ください。

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