Lark タスク管理(Tasks)完全ガイド2026|ToDo・かんばん・Base連携で「Excelタスク表・チャット埋もれ」を止める

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Lark タスク管理(Tasks)完全ガイド2026 — 個人ToDoから部門横断プロジェクトまで「Excelタスク表・チャット埋もれ」を止める中小企業の実装手順

「依頼がチャットに流れて誰がやるか曖昧なまま消える」「タスク表をExcelで作っても更新されず、結局“言った言わない”になる」「タスク管理ツールを別契約したいが、ツールがまた1本増えるのは避けたい」————この悩みに、Lark公式ヘルプの一次情報だけで答えます。実は Lark には「タスク(Tasks)」アプリが標準で内蔵されており、個人のToDoからチームの共同タスク、かんばん・ガントでの進捗管理まで追加料金なしで使えます。しかもチャットに流れたメッセージをその場で1クリックでタスクに変換でき、20名以下なら無料の Starter プランで丸ごと始められます。つまり「チャットも会議もドキュメントもタスク管理も1つのアプリで」という状態を、タスク管理SaaSを別契約せずに実現できるのです。本記事は、Larkタスクでできること・作り方の4つの起点・締切と通知と繰り返しの設定・タスクリストでのチーム管理・Lark Base とプロジェクト管理をどう使い分けるか・専用ツール(Asana/Backlog)との違いまでを、公式情報ベースで整理します。群馬・前橋で自社EC事業を Lark に集約し月240時間→24時間を実証した当社の実装知見も併記します。

所要 15 分 / 10〜100名規模の経営者・管理職・現場リーダー向け / 2026 年 9 月 10 日公開

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タスク管理の難所は「機能があるか」ではなく、依頼→着手→完了までの流れを、自社の仕事の進め方に合わせて設計できるかです。当社は群馬・前橋で自社EC事業を Lark に集約し 月 240 時間 → 24 時間(90% 削減)を実証した実体験から、御社の業務フローを棚卸しし、「Larkタスク運用ルール(自社版)」を60分の無料相談でお渡しします。Lark ありきではなく、専用ツールが向く場合はそう正直にお伝えします。

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目次

この記事でわかること

  • Lark に標準内蔵されたタスク管理アプリでできること(作成・割り当て・分類・進捗フォロー)の全体像
  • アプリ・チャット・ドキュメント・メールの4つの起点からタスクを作る方法と、チャットに埋もれた依頼のタスク化
  • 担当者・締切・通知・繰り返し・サブタスクなど「必ず片付く状態」にするための設定項目
  • タスクリストでのチーム管理 — かんばん・ガントチャート・優先度・共同編集権限
  • Lark タスク と Lark Base の使い分け、専用ツール(Asana / Backlog)との料金・機能の違い(公式価格で比較)

目次

  1. 結論 — Lark タスク管理でできること早見表
  2. なぜ「Excelタスク表・チャット埋もれ」が生産性を奪うのか
  3. Lark タスクの全体像 — タスクセンターの6つの入口
  4. タスクの作り方 — アプリ/チャット/ドキュメント/メールの4起点
  5. 担当者・締切・通知・繰り返し — 片付く状態にする設定
  6. タスクリストでチーム管理 — かんばん・ガント・優先度・権限
  7. チャットに埋もれた依頼をタスク化する(中小企業のリアルな使い方)
  8. Lark タスク vs Lark Base — どちらでプロジェクト管理する?
  9. 専用ツールとの違い — Asana / Backlog 比較
  10. 料金 — 無料Starterから追加料金なしで使える
  11. 導入5ステップ(実装手順)
  12. よくある質問(FAQ)
  13. まとめ — タスク管理は「専用ツール」でなくてもいい

結論 — Lark タスク管理でできること早見表

結論を先に述べます。Lark のタスク管理は「タスクの作成・割り当て・分類・進捗フォロー」を1つのアプリで完結でき、チャット・ドキュメント・メールと連動する、Lark公式が標準提供するツールです(はじめての Lark タスク、2026年9月10日確認)。チャットや会議やドキュメントと同じアプリの中にタスクがあるため、「タスク管理のためだけに別ツールへログインする」必要がありません。まず全体像を1枚の表にまとめます。

領域 Lark タスク管理でできること
作成 タスクアプリ・チャット・ドキュメント・メールの4起点から作成。チャットのメッセージ(複数可)をそのままタスクに変換できる
割り当て 担当者(1タスクに複数可)とフォロワーを設定。「一人が完了で終了」か「全員完了で終了」かも選べる
締切・通知 開始日時・締切日時を設定。締切時間の30分前(または締切日当日18:00)に自動通知。繰り返しタスクにも対応
細分化 サブタスクに分割して個別に担当者を割当。説明・添付ファイル・リッチテキストのコメントも追加可
チーム管理 タスクリストで共同管理。リストビュー/かんばんビュー、タスクリストではガントチャートやダッシュボードで進捗を可視化
料金 無料の Starter プラン(20名まで)でも利用可能。21名以上は Pro プラン(1人月額1,420円・税抜・年払い)に内包

出典: Lark公式ヘルプ「はじめての Lark タスク」、「タスクを作成する」、「料金プランの紹介」(2026年9月10日確認)。料金・仕様は改定される場合があるため最新は公式ページをご確認ください。

ポイントは「タスク管理だけを見れば専用ツールのほうが機能は成熟している」という事実を正直に押さえた上で、「コミュニケーション基盤ごと1本化したい会社にとっては、タスク管理が追加料金ゼロで付いてくるLarkが強い」という点にあります。とくにチャットに流れた依頼を、文脈を保ったまま1クリックでタスクに変える——この“チャットとタスクの地続き感”は、統合スイートである Lark ならではの強みです。まずは「なぜ今のやり方だとタスクが漏れるのか」から見ていきましょう。

なぜ「Excelタスク表・チャット埋もれ」が生産性を奪うのか

結論として、タスクが「チャットの流れ」と「Excel表」に分断されている状態こそが、対応漏れ・二重対応・属人化を生む根本原因です。中小企業でこそ、タスク管理のデジタル化は「効率化」であると同時に「抜け漏れの防止」という守りの投資になります。

典型的な失敗はこうです。依頼はチャットやメールで飛んでくる。しかしチャットは時系列で流れるため、数時間後には他のメッセージに埋もれ、「誰が・いつまでに・何をやるか」が宙に浮きます。慌ててExcelのタスク表を作っても、更新は担当者任せで、気づけば最新状態が誰にも分からない。結果、「言ったはず」「聞いていない」の水掛け論になり、締切直前に慌てる——これは規模を問わず起きますが、専任の管理担当を置けない中小企業ほど深刻です。

日本全体で見ても、中小企業のバックオフィス業務の非効率は生産性を押し下げる要因として繰り返し指摘されています(中小企業庁「中小企業白書」)。さらに、ツールを入れただけでは成果に直結しないのも事実です。IPA「DX動向2024」によれば、DXに取り組む企業は7割超(73.7%)に増えた一方、「成果が出ている」と答えた企業は6割台(64.3%)にとどまり、9割程度に達する米国と比べて道半ばとされています。だからこそ、「今使っているチャットの延長線上で、追加のログインも学習コストもなくタスク化できる」という導線が効いてきます。タスク管理は毎日全員が触れる業務だからこそ、既存の流れに溶け込む形でなければ定着しません。

当社の自社EC事業でも、受注・在庫・スタッフ連絡と並んで「依頼の抜け漏れと進捗確認の往復」が工数を圧迫していました。これらを Lark に集約し、チャットに来た依頼をその場でタスク化し、担当・締切・進捗を1画面に束ねた結果、確認と転記だけで溶けていた月240時間を月24時間(90%削減)まで圧縮できています。

💡 中間まとめ: タスクが漏れる原因は「やる気」ではなく「仕組み」です。チャットとタスク表が分断されているから漏れる。依頼が来た場所(チャット)でそのままタスク化でき、担当・締切・進捗が1画面に集まる状態を作ることが、中小企業のタスク改革の核心です。自社の業務フローの棚卸し(無料相談)はこちら →

Lark タスクの全体像 — タスクセンターの6つの入口

結論として、Lark タスクは「タスクセンター」を起点に、自分に関わるすべてのタスクを役割別に見渡せる仕組みです。Lark アプリ左側のナビゲーションで「タスク」をクリックすると、タスクセンター(タスクアプリ)にアクセスできます。

タスクセンターでは、次の切り口でタスクが整理されて表示されます(はじめての Lark タスク)。

  • 自分が担当 — 自分が担当者になっているタスク
  • フォロー中 — 自分がフォロワーとして進捗を見ているタスク
  • すべてのタスク — 自分に関する進行中・完了を含む全タスク
  • 自分が作成 — 自分が作成したタスク(担当者未設定のものも含む)
  • 自分が割り当て — 自分が他の人に割り当てたタスク
  • タスクリスト — 自分がアクセスできるすべてのタスクリスト(チーム共同管理用)

この「役割別の入口」があることで、プレイングマネージャーが陥りがちな“自分の作業と部下への依頼が混ざって見えない”問題を切り分けられます。「自分が担当」で今日やることを確認し、「自分が割り当て」で部下に振った依頼の進捗を追い、「フォロー中」で関係する案件を横目で見る——この3つを行き来するだけで、抜け漏れは大きく減ります。タスクセンター内では、フィルタ・並べ替え・グループ化・ビュー切り替え(リスト/かんばん)の4つの方法でタスクを分類・管理できます。なお、フィルタの複数条件は「かつ(AND)」で結合され、「または(OR)」はサポートされていない点は実務上おさえておきたい仕様です。

タスクの作り方 — アプリ/チャット/ドキュメント/メールの4起点

結論として、Lark ではタスクアプリ・チャット・ドキュメント・メールの4つの起点からタスクを作成できます。この「作成の入口の多さ」こそが、他ツールにない Lark タスクの最大の実務価値です(タスクを作成する)。

起点 やり方 向いている場面
タスクアプリ タスクセンターで「タスクを作成」→タイトル入力してEnter。詳細画面で締切・担当者などを設定 自分のToDo整理、腰を据えたタスク登録
チャット 入力欄の⊕から「タスク」、または既存メッセージの…から「タスクを追加」でメッセージをタスクに変換(複数選択も可) チャットで飛んできた依頼をその場で確定
ドキュメント Lark Docs 内で直接タスクを作成し、タスクアプリに同期 議事録・仕様書内のToDoをそのまま管理
メール Lark メール本文のテキストを選択→右クリック「タスクを追加」(デスクトップ版のみ) メールで来た依頼を取りこぼさない

出典: Lark公式「タスクを作成する」(最終更新2025-09-22、2026年9月10日確認)。メールからのタスク作成はデスクトップ版 Lark アプリでのみ対応。

とりわけ効くのがチャットからの変換です。個人チャット・グループチャットに送られたメッセージを、リッチテキスト・音声メッセージ・予定カード・投票なども含めてタスクに変換できます。変換されたタスクは自動的にタスクアプリに同期され、逆にタスクから「作成元のチャット」に移動して前後のメッセージ(=依頼の文脈)を確認することもできます。「あの依頼、どういう経緯だったっけ?」と遡る手間が消えるわけです。トピックグループのトピックも同様に、右上の…から「タスクを追加」でそのままタスク化できます。Lark のチャット運用と合わせて設計すると効果が高まります(Larkで現場(フロントライン)DXを進めるガイド)。

担当者・締切・通知・繰り返し — 片付く状態にする設定

結論として、Lark タスクは「担当者・締切・通知・繰り返し・サブタスク」を設定することで、“作っただけで終わる”タスクを“必ず片付くタスク”に変えられます。各設定項目を実務目線で整理します(タスクを作成する)。

  • 担当者(1タスクに複数可) — 作成者がデフォルトで担当者になります。複数人を担当者にする場合、「一人が完了した時点でタスク完了」か「全員が完了した時点でタスク完了」かを選べます。全員提出が必要な作業(全店の報告など)は後者が便利です。
  • フォロワー — 作業はしないが進捗を知りたい人(上長・関係部署)をフォロワーに。完了時に通知が届きます。担当者は完了・編集ができ、フォロワーは閲覧のみという役割の切り分けが明確です。
  • 締切日時と通知 — 「今日/明日/その他」で締切日を設定し、時間まで指定可能。具体的な締切時間がある場合はデフォルトで30分前、締切日のみの場合はデフォルトで当日18:00に通知が飛びます(通知時刻は変更可)。この“自動リマインド”が、締切を守らせる要です。
  • 繰り返しのタスク — 締切日時の編集画面で繰り返し頻度を設定できます。「週報記入は毎週」のように、日次・週次・月次・年次で定期的に発生する業務を自動で生成できるため、定例業務の登録忘れがなくなります(繰り返しタスクを作成・管理する)。
  • サブタスク・セクション — 大きなタスクはサブタスクに分割し、個別に担当者を割り当て。セクションでタスクをグルーピングすれば、工程やカテゴリ単位で整理できます。
  • 説明・添付ファイル・コメント — タスクにリッチテキストの説明や必要ファイルを添付でき、コメントで担当者・フォロワーがやり取りできます。「タスクの中で会話が完結する」ため、チャットに戻って探す必要がありません。

ここで一歩進めたい会社は、「締切を過ぎた未完了タスクを上長に自動通知する」といった仕組みを Lark Base の自動化(オートメーション)と組み合わせて作ることもできます(Lark 自動化(AnyCross)完全ガイド)。まずは標準機能の締切通知だけでも、抜け漏れは大きく減ります。

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「担当をどう振り分けるか」「締切通知のタイミング」「定例業務の繰り返し設定」——実際の業務フローを見ながら、無料相談でタスク運用ルールとタスクリストの設計をその場でご提案します。複雑すぎると判断すれば、専用ツールを正直にお勧めします。

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タスクリストでチーム管理 — かんばん・ガント・優先度・権限

結論として、個人のToDoを超えてチームで共同管理するなら「タスクリスト」を使い、かんばん・ガントチャート・優先度・共同編集権限で進捗を一元化します(タスクリストを使用する)。

タスクリストは、チームでタスクを割り当て・共有・管理するための一覧表です。タスクセンター左側の「タスクリスト」右の+から新規作成でき、次のことができます。

  • 共同編集者の追加と権限設定 — チームメンバーをタスクリストに招待し、「閲覧可能」「編集可能」などの権限を個別に付与できます。「メンバーは自分のタスクを更新できるが、リスト設定は変更できない」といった役割分担が可能です。
  • グループ化・並べ替え・フィルタ — リスト内のタスクを担当者や締切などで整理。カスタムフィールドを使って優先度(高・中・低など)をマークすることもできます。
  • ビューの切り替え — リストビューとかんばんビューを切り替えられます。かんばんは「未着手→進行中→完了」の状態を列で見える化するのに最適です。
  • ガントチャートとダッシュボード — 全体の進捗を把握したい場合、ガントチャートで時系列の計画を、ダッシュボードで進捗状況を視覚的に確認できます。工程に依存関係のあるプロジェクトで威力を発揮します。
  • 履歴とアーカイブ — 「履歴」タブでリスト内の全変更履歴を確認でき、タスクがすべて完了したらリストをアーカイブして記録を保存できます。

ガントチャートを本格的に使ったプロジェクト管理の設計は、Lark でガントチャートを作る完全ガイドも参考になります。手作業の進捗確認・報告に毎週多くの時間を割いている会社ほど、この“見える化”の効果は大きくなります。

チャットに埋もれた依頼をタスク化する(中小企業のリアルな使い方)

結論として、中小企業でLarkタスクが最も効くのは「チャットに流れた依頼を、その場でタスクに変えて拾い切る」運用です。ここに具体的な使い方を3つ挙げます。

  1. 朝礼・グループチャットの「お願い」をタスク化 — 「〇〇さん、これ今日中にお願い」というメッセージの…から「タスクを追加」で、担当者と締切を付けて即タスク化。口頭やチャットで消えていた依頼が、担当・締切付きで残ります。
  2. 会議の議事録(Lark Docs)のToDoをそのまま管理 — 会議中にドキュメントへ書いた「宿題」をその場でタスク化し、タスクアプリに同期。会議の決定事項が“やりっぱなし”になりません(Lark 議事録×AIで会議を実行に移す)。
  3. 定例業務を繰り返しタスクで自動発生 — 「毎週月曜の週報」「毎月末の請求書発行」などを繰り返しタスクに設定し、登録忘れをゼロに。属人的な“覚えておく”作業をシステムに肩代わりさせます。

この使い方の本質は、「新しいツールの操作を覚える」のではなく「今使っているチャットの延長でタスクが片付く」点にあります。中小企業のDXが「導入したのに使われない」で失敗する最大の原因は、現場に新しい習慣を強いることです(中小企業DXの失敗を防ぐ5ステップ)。Lark タスクは既存のチャット運用に溶け込むため、定着のハードルが低いのが強みです。

Lark タスク vs Lark Base — どちらでプロジェクト管理する?

結論として、「担当・締切・進捗を素早く回す軽量なタスク管理」ならLarkタスク、「案件情報を構造化しデータとして蓄積・自動化・分析する重量級の管理」ならLark Base——という住み分けになります。どちらも Lark 内のツールですが、得意分野が違います。

観点 Lark タスク(Tasks) Lark Base
得意 個人ToDo〜チームの共同タスク、依頼の即時タスク化 案件・顧客・在庫などを列(フィールド)で構造化した業務DB
表示 リスト・かんばん、タスクリストでガント/ダッシュボード グリッド・かんばん・ガント・カレンダー・ダッシュボード等
自動化 締切通知など標準機能中心 条件分岐つきの高度なオートメーションを構築可能
向くケース 日々のタスク・依頼・定例業務を漏らさず回す 複数テーブルを関連づけた大規模・継続プロジェクト

実務的には、まず日々のタスク・依頼はLarkタスクで軽く回し始め、案件が増えて「一覧で集計・分析したい」「複雑な自動化を組みたい」となった段階でLark Baseへ発展させるのが自然な流れです。両者は排他ではなく、タスク=個人と小チームの実行、Base=組織のデータ基盤、と役割で使い分けます。Lark Base の全体像は Lark Base が中小企業の業務効率を変える3つの理由 にまとめています。まずは小さくタスクから始め、Excelで管理していた案件表をBaseへ移すのが定石です(Lark BaseへExcel業務を30日で移行する手順)。

専用ツールとの違い — Asana / Backlog 比較

結論として、「プロジェクト管理だけ」なら専用ツールのほうが機能は成熟しており、「コミュニケーション基盤ごと1本化したい」ならLarkが有利——というのが両者の本質的な住み分けです。ここは公式価格で正直に比較します。

項目 Lark タスク Asana Backlog
位置づけ 統合スイートに内蔵 プロジェクト管理の専用SaaS 国産プロジェクト管理SaaS
料金(目安) 無料(Starter・20名まで)〜。21名以上はPro 1,420円に内包 無料(Personal)〜Starter 1,200円/Advanced 2,700円(1人月額・年払い) フリー(10名/1PJ)〜スターター 2,970円/スタンダード 17,600円(月額・税込・人数課金なし)
かんばん/ガント ◯(かんばん/ガント) ◯(有料プランで拡充) ◯(ガントチャート)
チャット/会議/DB ◯(同一アプリに統合) ×(PM特化) △(課題・Wiki中心)

出典: Lark公式料金プラン、Asana 料金(Personal無料/Starter¥1,200・Advanced¥2,700、年払い・1ユーザー月額)、Backlog 料金(フリー/スターター¥2,970・スタンダード¥17,600、月額・税込・スペース単位課金)。いずれも2026年9月10日確認。

数字を素直に読めば、プロジェクト管理に特化した機能の深さでは Asana(依存関係・ワークフロー等)や Backlog(課題管理・Git/SVN連携)に一日の長があります。とくに Backlog は人数課金ではなくスペース(契約)単位のため、人数が多いチームほど割安になります。ここを Lark が機能の深さで上回るわけではありません。Lark の価値は「タスク管理が単体で優れている」ことではなく、「チャット・会議・ドキュメント・業務DB・AIを1本化した基盤の“中に”タスク管理が無料で含まれる」ことにあります。すでに複数のSaaS(チャットはA社・会議はB社・PMはC社…)に月額を払っている会社なら、Larkへの統合でツールの本数と月額の合計を減らしつつ、タスク管理も一緒に巻き取れる。この総額と一元管理の観点で選ぶのが、Lark タスクの正しい使いどころです。他ツールとの比較は Lark vs Microsoft Teams や Lark vs kintone も併せてご覧ください。

料金 — 無料Starterから追加料金なしで使える

結論として、20名以下なら Lark タスクは完全無料で始められ、30名規模でもタスク管理のために追加費用は発生しません(Pro プランに内包)。ここが専用ツールと決定的に違う点です。

プラン 人数上限 料金(1人/月) タスク管理
Starter(無料) 20人 0円 利用可(標準内蔵)
Pro(有料) 500人 1,420円(税抜・年払い) 内包(追加料金なし)
Enterprise(有料) 無制限 要問い合わせ(個別見積) 内包(追加料金なし)

出典: Lark公式「料金プランの紹介」、Lark料金ページ(2026年9月10日確認)。Starterは共通ストレージ100GB・Base自動化1,000回/月、Proは15TB・5万回/月。Enterprise価格は公式上は要問い合わせのため断定を避けています。

30名規模で考えると、Lark Pro は 1,420円×30名×12か月 = 年約51万円。ただしこれはタスク管理だけでなく、チャット・ビデオ会議(最大500名)・メール・共同編集ドキュメント・Lark Base・AIまで全部込みの金額です。一方、プロジェクト管理だけを Asana Advanced(2,700円)で30名揃えれば年約97万円、Backlog スタンダードなら人数課金なしで年約21万円(税込)。「タスク管理さえできればよく、他は現状維持」なら専用ツールが合理的で、逆に「すでにチャットや会議に別途SaaS費用を払っている」なら、それらをLarkに統合して総額を下げつつタスク管理も無料で取り込む——という計算になります。まずは20名以下のチームや一部門で、無料のStarterでタスク管理を試すのがリスクゼロの第一歩です。料金の全体像は Lark 料金プラン完全ガイド2026 にまとめています。

導入5ステップ(実装手順)

結論として、Lark タスクの立ち上げは「個人ToDo→チャット変換→タスクリスト→繰り返し設定→運用改善」の5ステップで、小さく始めて広げるのが失敗しないコツです。

  1. まず自分のToDoを登録する — タスクセンターで今日やることを数件登録し、締切と通知を体感する。まずは1人で“片付く感覚”をつかむ。
  2. チャットの依頼をタスク化する習慣をつける — グループチャットの「お願い」を…から「タスクを追加」で担当・締切付きに。チームに「依頼はタスク化する」を共通ルールに。
  3. チームのタスクリストを1つ作る — 部門やプロジェクト単位でタスクリストを作成し、共同編集者を招待。かんばんビューで「未着手→進行中→完了」を見える化。
  4. 定例業務を繰り返しタスクにする — 週報・月次締め・棚卸しなど毎回発生する業務を繰り返しタスクで自動生成し、登録忘れをゼロに。
  5. 運用しながら改善する — 最初の1か月はデータを見ながら締切通知のタイミングや優先度の付け方を調整。案件が複雑化したらガントやLark Baseへ発展。

ここで重要なのは、最初から全社・全機能を完璧に設定しようとしないことです。まず1部門・1リストからシンプルに始め、回り出したら他部門・複雑なプロジェクトへ広げる。タスク管理は毎日全員が触れるからこそ、小さく始めて確実に定着させるのが成功の鉄則です。Lark導入の全体像は Lark DX 完全ロードマップ2026、当社の支援内容は Lark導入支援サービスにまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q1. Lark のタスク管理は無料で使えますか?

A. はい。タスク管理は Lark 公式が提供する標準アプリで、無料の Starter プラン(20名まで)でも利用できます。タスクの作成・割り当て・かんばん/ガントでの管理まで追加料金なしで使えます。21名以上になると Pro プラン(1人月額1,420円・税抜・年払い)が必要ですが、タスク管理はそのプランに内包され、タスク管理のための追加費用は発生しません(Lark公式料金プラン、2026年9月10日確認)。

Q2. チャットのメッセージをタスクに変えられますか?

A. できます。個人チャット・グループチャットのメッセージ(複数選択も可)を、メッセージの…アイコンから「タスクを追加」でタスクに変換できます。変換したタスクは自動的にタスクアプリに同期され、タスクから作成元のチャットに移動して前後のメッセージ(依頼の文脈)を確認することもできます(Lark公式・タスクを作成する)。

Q3. かんばんやガントチャートでプロジェクト管理できますか?

A. できます。タスクセンターではリストビューとかんばんビューを切り替えられ、チーム共同管理用のタスクリストではガントチャートやダッシュボードで進捗を視覚的に確認できます。カスタムフィールドで優先度をマークすることも可能です(Lark公式・タスクリストを使用する)。

Q4. 繰り返しの定例タスクや締切リマインドはありますか?

A. あります。締切日時の編集画面で繰り返し頻度(毎週の週報など)を設定でき、定例業務を自動生成できます。締切通知は、具体的な締切時間がある場合はデフォルトで30分前、締切日のみの場合はデフォルトで当日18:00に届き、通知時刻は変更できます(Lark公式・繰り返しタスク)。

Q5. Lark タスクと Lark Base、どちらでプロジェクト管理すべきですか?

A. 日々のタスク・依頼・定例業務を漏らさず回すならLark タスク、案件情報を列で構造化してデータとして蓄積・集計し、複雑な自動化まで組むならLark Baseが向きます。まずタスクで軽く始め、規模が大きくなったらBaseへ発展させるのが自然です。当社の無料相談(60分)では、御社の業務量に合わせてどちらから始めるべきかを中立に診断します。こちらからお申し込みいただけます。

まとめ — タスク管理は「専用ツール」でなくてもいい

Lark にはタスク管理アプリが標準で内蔵され、アプリ・チャット・ドキュメント・メールの4起点からのタスク化、担当者・締切・通知・繰り返し、かんばん・ガントでのチーム管理を、20名以下なら無料で使えます。プロジェクト管理単体の機能の深さでは専用ツールに軍配が上がりますが、チャット・会議・ドキュメント・業務DB・AIを1本化した基盤の中にタスク管理が無料で含まれ、チャットに流れた依頼をその場で拾える点で、Larkは「SaaSの本数と月額を減らしながらタスクの抜け漏れも止めたい」中小企業に最適です。まずは一部門・無料Starterで、自分のToDoとチャット変換から小さく始めるのが失敗しない第一歩。当社は群馬・前橋で自社EC の業務を Lark に統合し月240時間→24時間を実証した実装知見から、御社の業務フローに合うタスク運用を中立にご提案します。

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関連: Lark Base 3つの理由 / ガントチャート完全ガイド / Lark vs kintone / DX完全ロードマップ2026


本サイトは アウフヘーベンジャパン株式会社 が運営しています。Lark は ByteDance Ltd. の登録商標です。当社は Lark の導入を支援する独立した第三者コンサルティング事業者であり、ByteDance 社の公式機関ではありません。Asana は Asana, Inc.、Backlog は株式会社ヌーラボ の商標または登録商標です。本記事の料金・仕様は2026年9月10日時点の各社公式情報に基づく参考値であり、最新の正確な情報は各社公式ページをご確認ください。

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