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Lark カレンダー 完全ガイド2026 — 日程調整・会議室予約・Googleカレンダー同期でダブルブッキングを止める設定手順
Lark カレンダーは、予定の作成・共有からメンバーの空き時間確認、会議室予約、外部との日程調整(予約受付)までを1つのアプリで完結できる、Lark 標準搭載のスケジュール管理ツールです。「日程調整のメールが5往復して1週間潰れる」「会議室のダブルブッキングで来客対応が崩れる」「社長の予定は秘書のGoogleカレンダー、現場はホワイトボードでバラバラ」————この悩みに、Lark公式ヘルプの一次情報を軸に答えます。チャット画面から相手の空き時間を見てそのまま予定を入れ、外部のお客様には Calendly のような予約受付ページを共有し、Google カレンダーとの同期で移行期間も安全に併用————チャット・会議・文書と同じ1つのアプリの中でスケジュールが回ります。本記事は、予定作成の基本、空き時間確認による社内日程調整、1 on 1 予約受付、会議室の検索・予約、Google カレンダー同期(個人の片方向・管理者の双方向)までを公式情報ベースで整理します。群馬・前橋で自社EC事業を Lark に集約した当社の実装知見も併記します。
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カレンダー移行の難所は「ツールの機能」ではなく、Googleカレンダー・Outlook・ホワイトボード・口頭に散らばった自社の予定管理を棚卸しし、誰のどの予定から一元化するかの順番を決めることです。当社は群馬・前橋で自社EC事業を Lark に集約し 月 240 時間 → 24 時間(90% 削減)(Lark集約全体の成果)を実証した実体験から、御社の予定管理を棚卸しし、「カレンダー統合設計図(Google併用移行プラン付き・自社版)」を60分の無料相談でお渡しします。Lark ありきではなく、今の Google カレンダー運用を残したほうが良い場合はそう正直にお伝えします。
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この記事でわかること
- Lark カレンダーでできること — 予定管理・空き時間確認・予約受付・会議室予約・他社カレンダー同期の全体像
- 予定作成の3つの方法と、参加者の空き時間を見ながら日時を決める社内日程調整の手順
- 外部との日程調整を自動化する「予約受付(1 on 1 予約)」 — Calendly 的な予約ページの作り方と Base 連携
- 会議室のダブルブッキングを止める会議室ビュー・フィルタ検索・承認制予約の設定
- Google カレンダー同期の2方式(個人で完結する片方向 / 管理者が設定する双方向)と移行期間の併用設計、料金(無料で始められる範囲)
目次
- 結論 — Lark カレンダーでできること早見表
- なぜ「バラバラのカレンダー」が中小企業の時間を溶かすのか
- Lark カレンダーの全体像 — カレンダー・会議室・予約受付の3画面
- 予定作成の基本 — 3つの作成方法と参加者・ビデオ会議・添付
- Lark での社内日程調整 — チャットから空き時間を見てそのまま予定を入れる
- Lark で外部との日程調整 — 予約受付(1 on 1 予約)ページの作り方
- Lark の会議室予約 — 検索・色分け表示・承認制でダブルブッキングを止める
- Lark と Google カレンダーの同期 — 個人の片方向と管理者の双方向
- Lark カレンダーと Google カレンダーはどっち? — 使い分け判定
- 料金 — Lark カレンダーは無料で始められるか
- 中小企業のリアルな使い方と自社事例
- 導入5ステップ(実装手順)
- よくある質問(FAQ)
- まとめ — 日程調整は「メール5往復」から「リンク1本」へ
結論 — Lark カレンダーでできること早見表
結論を先に述べます。Lark カレンダーは「さまざまな方法で予定を総合的に管理できるツール」で、個人の予定管理と共有に加え、チャット・ドキュメント・ビデオ会議と連携して時間管理と共同作業の効率を高められます(はじめての Lark カレンダー、最終更新2025-12-16、2026年9月27日確認)。まず全体像を1枚の表にまとめます。
| 領域 | Lark カレンダーでできること |
|---|---|
| 予定管理 | 予定の作成・共有・繰り返し設定。予定カードに会議室・ビデオ会議・議事録・説明・添付ファイルを紐付け、そのまま会議を開始できる |
| 社内の日程調整 | 個人チャット・グループチャット・予定作成画面からメンバーの空き時間(予定あり/未返信/保留)を確認し、共通の空き時間にそのまま予定を作成 |
| 外部との日程調整 | 「予約受付」で自分の空き枠だけを公開する予約ページを作成しリンク共有。外部の相手が都合の良い枠を選ぶと双方のカレンダーに予定が自動作成される |
| 会議室予約 | 会議室ビューで空き状況を色分け表示。使用時間・建物・デバイス・収容人数でフィルタ検索し、承認制の会議室運用にも対応 |
| 他社カレンダー同期 | Google カレンダー・Exchange カレンダー等と同期。個人で設定できる片方向同期(Google→Lark)と、管理者が設定する双方向同期の2方式 |
出典: Lark公式ヘルプ「はじめての Lark カレンダー」・「カレンダーの 1 on 1 予約受付機能を使用する」ほか(2026年9月27日確認)。仕様は変更される場合があるため最新は公式ページをご確認ください。
ポイントは、Lark カレンダーが「単体のカレンダーアプリ」ではなく、チャット・ビデオ会議・Docs・Base と地続きの統合スイートの一部だという点です。日程調整の会話が起きるのはチャットの中——だからチャット画面の横に相手の空き時間が出て、その場で予定が入る。会議の予定には会議室とビデオ会議リンクと議事録がぶら下がる。「カレンダーアプリに切り替えて確認する」という動作自体が消えるのが、Google カレンダー単体や紙の行動予定表との一番の違いです。まずは「なぜバラバラのカレンダーだと時間が溶けるのか」から見ていきましょう。
なぜ「バラバラのカレンダー」が中小企業の時間を溶かすのか
結論として、予定が「人ごとに別の場所」で管理されている状態こそが、日程調整の往復・ダブルブッキング・「あの人今どこ?」の口頭確認を生む根本原因です。中小企業でこそ、カレンダーの一元化は「便利機能」ではなく「会議1本あたりの段取りコスト」を直接削る投資になります。
典型的な失敗はこうです。社長の予定は秘書が Google カレンダーで管理、営業は各自のスマホ、工場や店舗はホワイトボードの行動予定表。社内会議を1本入れるのに「来週どこ空いてますか」のチャットが数往復し、外部のお客様との商談は「候補日を3つお送りします」のメールが5往復する。会議室は紙の予約表か早い者勝ちで、ダブルブッキングが発覚するのは当日————どれも1件あたりは数分のロスですが、会議が発生するたびに毎回発生する固定費です。仮に1件の調整に往復10分・週10件なら、それだけで月7時間前後——会議そのものではなく「会議を設定する作業」に、ほぼ1営業日が溶けている計算になります。
日本全体で見ても、中小企業のバックオフィス業務の非効率は生産性を押し下げる要因として繰り返し指摘されています(中小企業庁「中小企業白書」、2026年9月27日確認)。さらに、ツールを入れただけでは成果に直結しないのも事実です。IPA「DX動向2024」(2026年9月27日確認)によれば、DXに取り組む企業は7割超(73.7%)に増えた一方、「成果が出ている」と答えた企業は6割台(64.3%)にとどまり、民間調査でも中小企業のDXの64%が成果を出せていない(失敗32%+効果未実感32%)と報告されています(株式会社Gron『中小企業DX失敗率64%の実態』2026年。予防策はDX失敗率64%の予防5ステップ記事で詳述)。カレンダー導入が失敗する典型は「全員に入力を義務付けたが、チャットは別アプリなので誰もカレンダーを開かず形骸化する」パターンです。だからこそ、毎日全員が開いているチャットと同じアプリの中にカレンダーがあり、チャットの会話からそのまま予定が入るという導線が効いてきます。
当社の自社EC事業でも、仕入先とのオンライン商談・出荷応援のシフト・税理士との定例が、Google カレンダー・口頭・チャットの入り混じった状態で、「言った言わない」と当日の「え、その時間ダメです」が常態化していました。これらを Lark に集約し、空き時間がチャットから見え、外部との調整は予約リンクを送るだけの状態にしたことで、調整のための「確認と催促」のやり取り自体がほぼ不要になりました(自社EC事業のLark集約・業務時間90%削減の実証記録)。
💡 中間まとめ: 日程調整が重いのは「みんなが忙しい」からではなく「予定が見えない」からです。全員の空き時間が1画面で見え、外部には空き枠だけを公開でき、会議室の埋まり具合が色で見える状態を作ることが、中小企業のスケジュール改革の核心です。次章から、その状態を作る手順を機能ごとに見ていきます。
Lark カレンダーの全体像 — カレンダー・会議室・予約受付の3画面
結論として、Lark カレンダーは「カレンダー」「会議室」「予約受付」の3つの画面で構成され、個人の予定管理から法人の会議室運用、外部との日程調整までをカバーします(はじめての Lark カレンダー)。
- カレンダー — 自分の予定を確認・編集・管理する基本画面。他のメンバーのカレンダーや公開カレンダーを検索・閲覧・フォローでき、予定の新規作成もここから行います。
- 会議室 — 法人の会議室情報を確認し、検索して予約する画面。管理者が会議室リソースを登録すると使えるようになります。
- 予約受付 — 1 on 1 予約と輪番予約を作成・管理する画面。社内メンバーだけでなく外部ユーザーとの打ち合わせ設定に使えます。
カレンダーの種類も3層あります(同上)。メンバー各自のカレンダー(作成・管理・共有可)、公開カレンダー(メンバーが作成し、他の人がフォローできる——例: 展示会出展スケジュール)、そして全員カレンダー(管理者が作成し、休日や研修などの全社スケジュールを全員に共有)です。自分のカレンダーを他人に共有して、共同で編集・管理させることもできます。「社長の予定を秘書が代理管理する」「店舗の共用予定を店長だけが編集する」といった運用がこの共有機能で組めます。設定アイコンからは予定の通知時刻・デフォルトの予定の長さ・色・タイムゾーンを変更できます。
この3画面を軸に、以降のセクションで「予定を作る」「社内で日程調整する」「外部と日程調整する」「会議室を予約する」「Google と同期する」の順に見ていきます。
予定作成の基本 — 3つの作成方法と参加者・ビデオ会議・添付
結論として、予定は「カレンダー画面の作成ボタン」「空きスロットのクリック」「チャット画面から」の3つの方法で作成でき、参加者の招待・ビデオ会議・会議室・議事録・添付ファイルまで1枚の予定カードにまとめられます(予定を作成する、最終更新2026-05-28)。
作成した予定には、次の要素を設定できます(同上)。
- 参加者の追加 — 連絡先・グループ・メンバーを検索して追加するほか、「一括追加」で部署を選べば部署内全員をまとめて追加できます。外部連絡先も招待でき、招待すると予定に「外部」タグが表示されます。参加者名の右の目のアイコンで、その人の空き時間の表示/非表示を切り替えられます。
- 参加者の権限 — 参加者による他者の招待・予定の変更・参加者リストの表示・議事録作成の可否を制御できます。参加が必須でないメンバーは「任意参加」としてマークできます。
- ビデオ会議 — デフォルトで Lark ビデオ会議が追加されます。プルダウンから「その他のビデオ会議」で会議URLの手入力や、Zoom アカウントを関連付けていれば Zoom ミーティングも選択できます(Lark 会議の機能詳細はLark ビデオ会議完全ガイド参照)。
- 会議室 — 「会議室を追加」から法人の会議室を予約できます(管理者の設定後。詳細は会議室セクション)。
- 繰り返しルール・議事録・説明・添付 — 定例会議の繰り返し設定、議事録の作成、説明の追加、資料の添付(合計サイズ上限 25MB)ができます。
保存すると参加者に招待が送信され、参加者は承諾・辞退・保留で返信します。予定の詳細画面では誰が承諾し誰が未返信かを一覧確認でき、設定で「予定招待が辞退された際に通知」を有効にすればカレンダーアシスタント(ボット)から辞退通知が届きます(同上)。紙の回覧やメールの出欠確認と違い、「誰が来るのか分からないまま当日を迎える」ことがなくなります。
Lark での社内日程調整 — チャットから空き時間を見てそのまま予定を入れる
結論として、Lark では個人チャット・グループチャット・予定作成画面の3か所からメンバーの空き時間を確認でき、共通の空き時間をクリックするだけで予定が入るため、「来週どこ空いてますか」の往復が消えます(他人の空き時間情報を確認して予定を作成する、最終更新2025-02-06)。
使い方は3パターンあります(同上)。
- 個人チャットから — チャット画面右上のカレンダーアイコンをクリックすると、画面右側に自分と相手のカレンダーが並んで表示されます。相手の予定は「予定あり」(承諾済み)・「未返信」・「保留」のステータス付きで表示され、空いている時間帯をクリックすればその場で予定を作成。招待状をそのチャットに送るかも選べます。
- グループチャットから — グループでも同様に、空き時間を見たいメンバーを選択して横並びで表示できます。よく調整する相手は「一番左に置く」で固定表示も可能。チームの共通の空き時間を探して、その場で会議を入れるという動きが1画面で完結します(なお、トピックグループと5,000人以上のスーパーグループでは利用できません)。
- 予定作成画面から — 参加者を追加すると、右側に各メンバーの空き時間が表示され、全員が空いている時間帯を選んで保存できます。
さらに、カレンダー画面の検索欄から連絡先や会議室の空き時間を直接検索する機能(最大10件まで同時表示・ベータ提供中)や、他のメンバーのカレンダーをフォローして常時表示しておく使い方もあります(同上)。
ここが Lark カレンダー最大の実務ポイントです。日程調整の会話は必ずチャットで始まります。「打ち合わせしたいのですが」と言われた瞬間に、チャットを離れずに相手の空き時間が見えて、クリックで予定が確定する——別アプリのカレンダーを開いて、見比べて、候補を書き出してチャットに戻る、という往復がそもそも要らなくなります。当社では社内の日程調整はほぼこの動線に一本化され、「候補日を出し合うチャット」自体がなくなりました。
Lark で外部との日程調整 — 予約受付(1 on 1 予約)ページの作り方
結論として、「予約受付」の 1 on 1 予約機能を使うと、自分の空き枠だけを公開する予約ページを作ってリンクで共有でき、外部の相手が都合の良い枠を選ぶと予定が自動作成されます(カレンダーの 1 on 1 予約受付機能を使用する、最終更新2024-11-06)。Calendly や TimeRex のような日程調整 SaaS を別契約しなくても、顧客訪問・製品デモ・面接・日常の打ち合わせの調整を「リンク1本」にできます。
主催者側の設定手順は次のとおりです(同上)。
- 予約受付タブ → 作成 → 1 on 1 予約を選択し、予定のタイトル(予約者に表示)・予定の長さ(最短15分〜最長12時間)・場所を設定します。場所は Lark ビデオ会議 / Zoom ミーティング(要アカウント関連付け) / 対面会議 / 電話 / 予約者が指定から選べ、複数追加も可能です。
- 予約できる時間 — 曜日ごとに受付時間帯を設定します(時間帯の追加・削除・他曜日へのコピーが可能)。タイムゾーンも指定できます。
- 予約制限 — 予約を受け付ける期間の制限、予定前後で空ける時間(準備・移動のバッファ)、「○時間以内に開始する予定は受け付けない」の直前予約ブロックを設定できます。
- 予約者情報 — 予約者に入力してもらう情報を設計します。名前とメールアドレスは必須で、ゲスト追加欄・メッセージ欄・独自の質問を追加できます。
- 保存して共有 — 「リンクをコピー」で予約ページの URL を取得して相手に送るだけ。自社サイトへの埋め込みコードも取得できます。
予約者がリンクを開くと日時選択ページが表示され(タイムゾーン切替対応)、情報を入力して予約すると、予約者にはメールで通知が届き、主催者には「カレンダーアシスタント」ボットから通知が届いてカレンダーに予定が自動作成されます(同上)。変更・キャンセルも双方から行え、理由付きの通知メールが自動送信されます。さらに「データ」アイコンをクリックすると、予約の詳細を記録する Base ファイルが自動作成されるため、「今月の商談予約は何件か」「どの枠が埋まりやすいか」の集計まで、日程調整ツールを別途契約せずに完結します(Base 活用の全体像はLark Base が中小企業に向く3つの理由参照)。
当社では、この予約受付を Lark 導入相談の受付窓口に使っています。以前は「候補日を3つお送りします」のメールが数往復していましたが、現在はメール署名とサイトに予約リンクを置くだけ。相手は深夜でも土日でも自分の都合で予約でき、当社側は営業時間内の空き枠しか公開されないため、当社の場合、日程調整のためのメールのやり取り自体がほぼなくなりました。
予約受付の設計(受付時間・バッファ・質問項目・サイト埋め込み)まで含めて相談できます(無料相談60分)
予約受付は「作ること」より、受付枠の設計(商談用・面接用の分け方、バッファ、直前予約ブロック)と、サイト・メール署名への設置で成果が変わります。当社の無料相談では、御社の予定管理の現状(Google併用・会議室・外部調整の量)を伺い、その場で移行順序と併用期間込みのカレンダー統合設計図をお作りします。
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Lark の会議室予約 — 検索・色分け表示・承認制でダブルブッキングを止める
結論として、会議室ビューでは全会議室の空き状況が色分けで一覧でき、使用時間・建物・デバイス・収容人数の4条件でフィルタ検索、承認制の会議室運用まで対応します(カレンダーで会議室を検索・予約する、最終更新2025-07-24)。
前提として、管理者が管理コンソールで会議室リソースの設定を完了すると、メンバーがカレンダーから会議室を予約できるようになります。予約の承認・予約時間制限・使用禁止などのルールも管理者がコンソールで有効化してから使えます(同上)。
メンバー側の使い方は直感的です(同上)。
- 会議室ビュー — カレンダー > 会議室で開きます。会議室名にカーソルを合わせると最大利用人数・予約可能時間・承認の要否・使用禁止時間帯が表示されます。
- 色分け表示 — 各会議室の予約状態が 青(自分の予約)・グレー(他の人の予約/予約不可)・白(空き)で一目で分かります。他の人の予約はカーソルを合わせれば予約者が表示され、そのままチャットで「譲ってもらえますか」の相談もできます。
- フィルタ検索 — 使用時間・建物(フロア複数選択可)・デバイス(モニタ等の設備)・収容人数で絞り込み。「8人入れてモニタのある部屋を明日14時から」が数秒で見つかります。
- 予約方法 — 会議室の空き時間帯を直接クリックして予定ごと作成するか、予定カードの「会議室を追加」から予約します。複数の会議室の同時予約も可能です。
- 承認制の会議室 — 役員会議室や来客用応接室など承認が必要な部屋は、使用目的を記入して保存すると承認者に予約リクエストが自動送信され、承認されると予約確定・拒否されると解放されます(承認が必要な会議室は繰り返し予定に非対応。予定時間を変更すると承認申請の再提出が必要です)。
紙の予約表や「早い者勝ちの共有Excel」と違うのは、会議室の予約が「予定」と一体化していることです。会議の予定を消せば会議室も解放され、時間を変えれば会議室の予約も追従する——「会議は延期になったのに会議室は押さえたまま」という幽霊予約が起きにくくなります。承認フロー自体の設計はLark 承認(Approval)完全ガイドで詳しく扱っています。
Lark と Google カレンダーの同期 — 個人の片方向と管理者の双方向
結論として、Google カレンダーとの同期には「個人が数クリックで設定できる片方向同期(Google→Lark)」と「管理者が法人全体に設定する双方向同期」の2方式があり、移行期間の併用や取引先とのGoogle予定共有を安全に続けられます(Google カレンダーを Lark カレンダーに片方向同期する、最終更新2024-11-07 / 管理者|Google カレンダーと Lark カレンダーの双方向同期を設置する、最終更新2025-10-31)。
方式1: 個人で設定する片方向同期(Google→Lark)
カレンダー画面左側の「+ カレンダーを追加」→「サードパーティカレンダーを追加」→ Google カレンダーの「追加」→ Google アカウントで認証、の数クリックで完了します。同期後は次のことができます(同上)。
- Lark カレンダー上で Google カレンダーの予定を表示・編集できる(編集内容は Google 側にも反映)
- Lark カレンダーから Google アカウント宛ての予定を新規作成できる(Google 側にも同期)
- Google Meet のリンクも自動的に同期される
- サイドバーのチェックで表示/非表示を切替、アカウント管理からいつでも削除(同期停止)できる
「片方向」と呼ばれますが、上記のとおり Lark 側で行った Google 予定の編集・作成は Google カレンダーに反映されます。できないのは「Lark カレンダー上の(Lark native の)予定を Google カレンダーに映すこと」で、これには次の双方向同期(管理者設定)が必要です(同上)。
方式2: 管理者が設定する双方向同期(法人全体)
スーパー管理者(または Google カレンダー同期権限を持つ管理者)が、Lark 管理コンソールの「法人設定 > データ移行 > Google カレンダー同期」から法人メンバー全体の同期を設定します。事前に Google Workspace 管理コンソール側で、Lark のサービスアカウントへのドメイン全体の委任(クライアントID と OAuth スコープの登録)と、メールドメインの許可リスト構成が必要です(同上)。メンバーの Lark アカウントと Google アカウントの関連付けは自動インポート(新規メンバーも自動同期)と手動インポート(Excel テンプレートでアップロード)から選べます。初期設定は Google Workspace 管理者との連携作業になるため、管理者の作業時間を確保して計画するのが現実的です——まず試すだけなら、次で述べるとおり各自の片方向同期(数クリック)で十分です。
双方向同期が有効になると、予定のタイトル・日時・会議室・場所・通知時間・会議リンク・主催者・参加者・説明が両方向に同期され、Google カレンダー側から Lark の予定招待に承諾・拒否・保留で返信することもできます(返信は Lark にも同期)。同期方向の変更・一時停止(マッチング関係は保持)・関連付け解除も管理画面から行えます(同上)。
| 項目 | 片方向同期(個人) | 双方向同期(管理者) |
|---|---|---|
| 設定する人 | メンバー各自(数クリック) | スーパー管理者+Google Workspace管理者 |
| Google→Lark | ○(表示・編集・作成可) | ○ |
| Lark→Google | ×(Lark native 予定は映らない) | ○(Google 側から承諾/拒否/保留の返信も可) |
| 向いている場面 | 移行初期・個人のGoogle予定の持ち込み | Google Workspace 併用の全社運用・段階移行 |
出典: 上記 Lark 公式ヘルプ2記事(2026年9月27日確認)。このほか Exchange カレンダーの同期・ローカルカレンダー同期・カレンダーのエクスポートにも対応しています。
実務では、この同期機能が「Google Workspace をやめなくても Lark を始められる」という移行設計の要になります。よくある進め方は、①まず各自が片方向同期で Google の予定を Lark に持ち込む(この時点で社内の空き時間確認・チャット連携が機能し始める)→ ②運用が Lark 中心に寄ってきたら管理者が双方向同期を設定 → ③メール・ドライブ含めた全体の移行判断、という段階移行です(移行全体の設計は中小企業DXの90日ロードマップ参照)。
Lark カレンダーと Google カレンダーはどっち? — 使い分け判定
結論として、「カレンダー単体」の完成度で選ぶ話ではなく、日程調整の起点(メールかチャットか)と、会議室・承認・業務DBまで1本化したいかで判断するのが実務的です。Google カレンダーも予定の共有・管理を備えた優れたツールであり、上で見たとおり Lark とは同期して併用できます。そのうえで、自社がどちらに軸足を置くべきかの目安を表にまとめます。
| 観点 | Google カレンダー中心のままで良い会社 | Lark カレンダーへの一元化が効く会社 |
|---|---|---|
| 日程調整の起点 | 調整のやり取りが主にメール(Gmail)で完結している | 調整の会話が社内チャットで始まる——チャットの横に空き時間が出る動線が毎日効く |
| 会議室・共有リソース | 会議室が少なく衝突がほぼ起きない | 会議室・応接室・社用車の衝突が頻発し、承認制や利用ルールを敷きたい |
| 外部との調整 | 外部との日程調整は件数が少ない | 商談・面接・相談など定型の外部調整が多く、予約データを Base で集計したい |
| 全社のツール構成 | Gmail・ドライブ中心の運用が固まっており変える予定がない | チャット・会議・文書・承認・勤怠までを1アプリに寄せて SaaS 本数を減らしたい |
右列に2つ以上当てはまるなら、カレンダー単体の乗り換えではなく「統合スイートの一部としてのカレンダー」という視点で Lark を検討する価値があります。逆に左列が多いなら、無理に置き換えず片方向同期での併用が現実解です。両者の機能・料金の詳細比較はLark vs Google Workspace 徹底比較(2026年最新料金)で扱っています。
料金 — Lark カレンダーは無料で始められるか
結論として、カレンダーは Lark に標準搭載されている機能で、Lark 自体は20名以下なら無料の Starter プランから使い始められます(Lark公式料金ページ、2026年9月27日確認)。日程調整 SaaS や会議室予約システムを別契約する場合と違い、「チャット・会議・文書・承認と一緒にカレンダーも付いてくる」構造です。
| プラン | 料金(1ユーザー/月) | 主な条件 |
|---|---|---|
| Starter | 0円 | 20名まで(2025年3月1日改定)。ストレージ計100GB。ビデオ会議は1on1のみ |
| Pro | 1,420円(税抜・年払い) | 500名まで。ストレージ計15TB。ビデオ会議500名・録画対応 |
| Enterprise | 要お問い合わせ(個別見積) | 人数無制限 |
出典: Lark公式料金ページ(2026年9月27日確認)。カレンダー管理機能は全プランに含まれます。プラン別の機能差・利用上限の最新情報は公式ページをご確認ください。
30名の会社なら Pro プランで月額 1,420円 × 30名 = 月42,600円(税抜)。この金額にはカレンダー・予約受付だけでなく、チャット・ビデオ会議・ドキュメント・承認・勤怠管理・Base まで含まれます。日程調整ツール単体・会議室予約システム単体・ビジネスチャット単体をそれぞれ契約して連携させる構成と比べるなら、「個別最適の寄せ集めか、統合スイート1本か」の構造の違いを先に押さえるのが近道です(無料プランの制限詳細はLark 無料プラン(Starter)でどこまでできる2026、kintone のようなアプリ構築型との違いはLark vs kintone 比較、Teams を軸にした場合との違いはLark vs Teams 比較参照)。
中小企業のリアルな使い方と自社事例
結論として、最初に効果が出るのは「発生頻度が高く・関係者が多く・今いちばん往復が発生している」調整業務です。当社の自社実証で定番となった実装パターンを3つ紹介します。
パターン1: 社内定例・打ち合わせ — 「候補日出し」のチャット往復を消す
グループチャットのカレンダー表示でメンバーの空き時間を横並びにし、共通の空き枠をクリックして即確定。繰り返し予定で定例化し、予定カードに議事録と資料を添付しておけば、会議の入口(日程)から出口(議事録)までが1枚のカードにまとまります(議事録・文書の運用はLark Docs 完全ガイド参照)。
パターン2: 外部商談・面接 — 予約受付リンクで「調整ゼロ」にする
営業の商談枠・採用面接・導入相談などの外部調整は、1 on 1 予約受付ページを作ってリンクを送るだけに統一。予定前後のバッファ設定で移動時間を自動確保し、予約データは Base に自動蓄積されるため「今月の商談件数」がそのまま数字になります。
パターン3: 会議室・社用車などの共有リソース — 早い者勝ちの衝突をなくす
会議室ビューの色分けとフィルタで空きが一目で分かり、来客用応接室だけ承認制にする運用も可能です。「会議は流れたのに部屋は押さえたまま」の幽霊予約が消え、リソースの稼働が見えるようになります。
当社の自社EC事業では、仕入先との商談・税理士定例・出荷応援シフトの調整をこの型で Lark に載せ替えました。それまでは「秘書のGoogleカレンダーと各自のスマホと口頭」の三重管理でしたが、現在は社内調整はチャットの空き時間表示、外部調整は予約リンク、共有リソースは会議室ビューに一本化されています。Lark 集約全体の効果として月240時間→24時間(90%削減)を実証済みで、カレンダーの一元化はその中でも「全員が毎日触る機能」のため、当社の場合は定着が最も速かった施策の1つでした(全体像は自社EC 240時間→24時間の実証記事参照)。タスク・承認との連携で「予定→ToDo→決裁」の流れまでつなげる設計はLark タスク管理完全ガイドとLark 承認完全ガイド、シフト予定と打刻の突合はLark 勤怠管理完全ガイドで扱っています。
導入5ステップ(実装手順)
結論として、「全社一斉のカレンダー移行」ではなく「Google 併用のまま2週間で試す」のが失敗しない進め方です。
- 予定管理の棚卸し(1日) — 誰の予定がどこにあるか(Google/Outlook/ホワイトボード/口頭)を洗い出し、「調整の往復が多い順」に並べます。多くの会社で外部商談か社内定例が最上位に来ます。
- 各自が Google カレンダーを片方向同期(初日) — メンバー各自が数クリックで Google の予定を Lark に持ち込みます。この時点で「Lark を開けば全員の予定が見える」状態になり、移行の心理的ハードルが消えます。
- 社内調整をチャット×空き時間表示に切替(2週間) — 「日程調整はチャットのカレンダーアイコンから」をルール化。並行して会議室リソースを管理者が登録します。
- 外部調整を予約受付リンクに統一(1か月) — 商談・面接・相談の受付を 1 on 1 予約ページに集約し、メール署名とサイトにリンクを設置します。
- 双方向同期 or 完全移行を判断(継続) — 運用が Lark 中心に寄ってきたら、管理者が双方向同期を設定するか、Google カレンダーの利用を段階的に縮小するかを判断します。
つまずきやすいのは、ツールではなく「予定を入力しない人が1人いると空き時間表示が信用できなくなる」という運用の問題です。「カレンダーに無い予定は存在しない扱いにする」を経営層から先に徹底するのが定着の鍵です(よくある失敗パターンはLark導入失敗の3パターン参照)。
💡 この5ステップを自社版にするには: Google併用の度合い・会議室の数・外部調整の量で最適な順番は変わります。御社の現状に合わせて移行順序を落とし込んだ「カレンダー統合設計図」を60分の無料相談でお渡ししています。無料相談の詳細はこちら →
よくある質問(FAQ)
Q1. Lark カレンダーは無料プランでも使えますか?
A. カレンダーは Lark に標準搭載されている機能で、Lark 自体は20名以下なら無料の Starter プランから始められます(2025年3月1日改定で無料枠は50名→20名)。21名以上は Pro プラン(1人月額1,420円・税抜・年払い)が必要です。プラン別の機能差・利用上限の最新は公式料金ページをご確認ください。
Q2. Google カレンダーと同期できますか?
A. できます。個人が数クリックで設定できる片方向同期(Google→Lark)と、管理者が法人全体に設定する双方向同期の2方式があります。Lark 側の予定を Google カレンダーに映したいなら双方向同期(管理者設定)が必要です。Exchange カレンダーやローカルカレンダーの同期にも対応しています(本文の同期セクション参照)。
Q3. 社外の人との日程調整にも使えますか?
A. 使えます。「予約受付」の 1 on 1 予約機能で、自分の空き枠だけを公開する予約ページを作成しリンクで共有できます。相手は Lark ユーザーでなくても、ページを開いて名前とメールアドレスを入力するだけで予約でき、双方に通知が届いて予定が自動作成されます(設定手順は本文の予約受付セクション参照)。
Q4. 会議室のダブルブッキングは防げますか?
A. 仕組みで防ぎやすくなります。管理者が会議室リソースを登録し、予約をカレンダー上に一元化する運用が前提です。会議室の予約が「予定」と一体化しているため、予定の削除・変更に会議室の予約が連動するのが紙・Excel の予約表との決定的な違いです。空き状況の色分け表示・フィルタ検索・承認制の詳細は本文の会議室セクションを参照してください。
Q5. Google カレンダーで十分な気もします。Lark カレンダーに変えるメリットは?
A. 「日程調整の会話が社内チャットで始まる」「会議室など共有リソースの衝突が多い」「商談・面接など定型の外部調整が多い」「承認・勤怠・業務DBまで1本化したい」に当てはまるほど、Lark 一元化の効果が大きくなります。逆にメール中心・会議室の衝突が稀な会社は Google カレンダーのままでも困りません。Lark は Google カレンダーと同期して併用できるため、「置き換え」ではなく片方向同期での併用から始めて判断できます(本文の使い分け判定表参照)。
Q6. Lark カレンダーの導入はどこから始めるべきですか?
A. 各自の Google カレンダー片方向同期から始めるのがおすすめです。既存の予定を持ち込んだ状態で「社内調整はチャットの空き時間表示」「外部調整は予約受付リンク」の2つの動線を2週間〜1か月試し、運用が定着してから双方向同期や完全移行を判断する段階移行が、失敗しない進め方です(本文の導入5ステップ参照)。自社版の移行順序に落とし込みたい場合は、無料相談(カレンダー統合設計図付)でも作成できます。
まとめ — 日程調整は「メール5往復」から「リンク1本」へ
Lark カレンダーは、予定作成・空き時間確認・チャットからの日程調整・予約受付(1 on 1 予約)・会議室予約・Google/Exchange カレンダー同期までを備えたスケジュール管理機能で、20名以下なら無料の Starter プランから使えます。単体カレンダーアプリとの最大の違いは、毎日開いているチャットの横に全員の空き時間が見え、外部との調整は空き枠を公開するリンク1本で済むこと。「候補日を3つお送りします」のメール往復も、会議室の幽霊予約も、仕組みで消せます。まずは各自の Google カレンダーを片方向同期して、社内の1チームで空き時間調整を2週間試すのが失敗しない第一歩。当社は群馬・前橋で自社EC の業務を Lark に統合してきた実装知見から、御社の予定管理に合うカレンダー統合設計を中立にご提案します。
オンライン対応・全国可 / 無理な売り込みは致しません / Larkありきではない中立提案
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